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UPDATE1: 円安進行「毎日、毎時間」注視、金融政策は日銀の判断=城島財務相
2012年11月16日 / 03:06 / 5年後

UPDATE1: 円安進行「毎日、毎時間」注視、金融政策は日銀の判断=城島財務相

 [東京 16日 ロイター] 城島光力財務相は16日午前の閣議後会見で、前日海外の外国為替市場で対ドルの円相場がJPY=が一時7カ月ぶり安値に下落したことについて「常に緊張感を持って、毎日、毎時間注視している」と述べた。

 

 財務相は最近の円相場について「この1日あたり特に、円安というか、そういう動きになっていることを注目しながら見ている」と指摘。「常に緊張感を持って見ている」と繰り返し、警戒感を示した。対ドルの円相場は15日の海外市場で一時81.46円まで下落し、4月25日以来の安値を更新した。

 

 記者団から、安全資産とされてきた円をめぐる市場の見方が揺らぐ可能性を問われると、「常に為替には両面ある。一方から見ればそう言えるし、逆の一方から見れば逆のことが言える。そういうことも含めて、緊張感を持って注視しているということだ」と応じた。

 

 <政府も日銀に果断な政策を期待>

 

 自民党の安倍晋三総裁が最近の講演などで、日銀の金融政策に繰り返し言及していることについて「金融政策は日銀が責任を持ってやる」と前置きした上で、安倍総裁が主張する「無制限緩和」に対しては「果断な金融政策は常に政府として期待しているが、無制限についてはコメントする立場にない。あくまでも日銀の判断」とし、言及を避けた。

 

 安倍総裁は15日の講演で、日銀の物価目標達成に向けて「ゼロにするかマイナス(金利)にするくらいにして、貸出圧力を高めてもらわなければならない」などと発言した。

 

 <地方交付税は19日に配分>

 

 特例公債法がきょう成立の見通しとなったことを受け、財務相は会見で、9月から実施していた本年度予算の執行抑制策をきょう付で解除すると発表した。11月分の地方交付税は19日に配分する。これまでの執行抑制で独自に資金を調達した地方自治体が負担する金利分に関しては「実際の影響をよく見極めた上で、その主旨に則って対応したい」と述べるにとどめたが、11月分は月内に支払いが可能だとして「考えていない」とした。

 

 <乾坤一擲の解散宣言、ぶれない政治の象徴>

 

 野田佳彦首相が衆院解散に踏み切ったことに対しては「今の経済状況等を含め、一方で政治空白を作ってはならないとの思いもあっただろう。乾坤一擲(けんこんいってき)の解散宣言は野田首相の、就任以来ぶれずに政治を進めてきたことの象徴的な決断だった」と評価。「この決断が民主党にとってはもとより、日本の今後の経済や社会にとって、活路を見い出す良い意味の決断につながるよう、私なりに気を引き締めて努力したい」と話した。

 

 (ロイターニュース 基太村真司;編集 山川薫)

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