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UPDATE1: 米デル<DELL.O>第3四半期純利益は47%減、大手企業の需要低迷など響く
2012年11月16日 / 01:41 / 5年前

UPDATE1: 米デル<DELL.O>第3四半期純利益は47%減、大手企業の需要低迷など響く

 [サンフランシスコ 15日 ロイター] 米パソコン(PC)大手のデルDELL.Oが15日発表した第3・四半期(8─10月)決算は、純利益が前年同期比47%減の4億7500万ドル(1株当たり0.27ドル)となった。PC販売の不振に加え、大手企業からの需要低迷、消費者のモバイルコンピューティングへのシフトが響いた。

 特別項目を除いた1株当たり利益は0.39ドル。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の0.40ドルを下回った。

 売上高は11%減の137億ドルとなり、予想の138億9000万ドルを若干下回った。

 

 部門別の売上高は、エンタープライズ・コンピューティング部門が3%増の48億ドル。サーバー・ネットワーキング部門は11%の増収となった。

 一方、コンシューマー事業はPC市場の低迷を反映し、23%減の25億ドル。大手企業向け事業は8%減の42億ドルとなった。

 デルは「世界的なマクロ経済情勢は、第4・四半期も厳しい状態が続く」としている。

 また、第4・四半期について売上高が最大5%増えるとの見通しを示し、「われわれの見通しは、典型的な季節要因による増加とおおむね一致している」と説明した。

 ブライアン・グラッデン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、法人顧客は引き続き技術投資を見送っていると指摘。「景気の不透明感から、短期的に何が企業の支出を増やすきっかけになるのか分からない」と述べた。

 CFOは、法人顧客が支出を見送る一因には、年末にかけて米国で減税措置の失効と歳出の自動削減が重なる「財政の崖」が近づいていることがあると指摘。「われわれの顧客の姿勢はこの不透明感が原因といえる」と述べ、「すべてが一夜にして起こるわけではない。ただ、この問題が日々の当社のビジネスに影響している」と語った。

 デルは、この問題の解決に議会が動かない場合に備えキャッシュへのアクセスを確保しているという。

 CFOは「われわれは計画的観点から各方面で準備を進めており、特に資金面では流動性への妥当なアクセスを確保している」とし、融資やコマーシャル・ペーパーへのアクセスを確保していると明らかにした。

 CFOはまた、消費者市場は米マイクロソフト(MSFT.O)の「ウィンドウズ8」の発売で改善しているとの見方を示した。ただ、「ウィンドウズ8」搭載PCの販売はまだ増えていない。

 決算発表を受け、デルの株価は時間外取引で2.3%安の9.36ドルで推移している。

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