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中国銀監会、急成長するウェルスマネジメント商品を監督する専門家委員会立ち上げ
December 12, 2012 / 5:42 AM / 5 years ago

中国銀監会、急成長するウェルスマネジメント商品を監督する専門家委員会立ち上げ

 [北京 11日 ロイター] 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は、急成長するウェルスマネジメント商品(WMP)の分野を監督するため、銀行業界幹部による専門家委員会を立ち上げたことを明らかにした。

 同委員会を率いる杜金富氏が11日、記者会見を行った。委員会にはこのほか、中国工商銀行(601398.SS)(1398.HK)の幹部や、主要国有銀行の幹部、銀行大手や地銀も参加している。

 華夏銀行(600015.SS)の上海嘉定支店で販売されたZhongding Wealth Management Centerの投資商品のデフォルト(債務不履行)をきっかけに、投資家が今月初めに同行に詰めかけて抗議活動を繰り広げた。

 これに対し、華夏は問題の投資商品は従業員が無許可で販売したと説明したが、当局では預金者の信頼感が損なわれる事態を懸念し、銀行の法的責任見直しの機運が高まっていた。

 杜氏によると、中国の銀行による高い金利を求める預金者へのWMPの販売残高は、今年9月末時点で6兆7300億元(1兆0800億ドル)と、昨年末と比べて47%増加した。

 また、今年1─9月の社会融資総量に占める銀行が販売するWMPの比率は18%だと説明している。

 中国銀行業界の幹部は先に、WMPの多くが、不動産デベロッパーなど正規の銀行融資を受けられない事業に投資資金を貸し付ける「影の銀行(シャドー・バンキング)システム」へと資金を流すものだとして、WMPの急拡大に対する懸念を表明していた。

 このうち、中国銀行(601988.SS)(3988.HK)の肖鋼会長は英字紙チャイナ・デーリーに論説を寄稿し、WMPは「ポンジースキーム(ねずみ講に類似した詐欺の一形態)」だと指摘した。

     杜氏は、一部の銀行がWMPを販売する際に規則を守っておらず、不適切な販売促進活動を行ったり、消費者の苦情への対応や情報公開の点でも問題があると述べた。

     ただし、銀行によるWMP販売自体は、各行が預金者に魅力的な利息を提供することに寄与するとして擁護する考えを明らかにした。

     今回の会見では、記者は華夏銀行の問題に関する質問を控えるよう指示され、中国当局が同問題に神経を尖らせていることが示された。

     一部の中国メディアは先に華夏が販売したZhongdingの投資商品がデフォルトしたと伝えていたが、そうした記事は現在、ウェブサイトから削除されている。

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