April 22, 2013 / 8:57 AM / 6 years ago

日本の生命保険会社にネガティブな影響、長期金利低下目的の日銀緩和策=ムーディーズ

 [東京 22日 ロイター] ムーディーズ・ジャパンは22日、長期金利の低下を目的として日本銀行が公表した金融緩和政策について、日本の生命保険会社に様々なネガティブな影響を及ぼす見通しとの見解を明らかにした。今般公表されたレポート「異次元金融緩和政策によって日本の生命保険業界は多くの課題に直面」において指摘した。

 ムーディーズによると、長期金利低下の直接的なネガティブな影響は、経済価値ベースでの資本基盤の縮減、逆ザヤおよび再投資リスクの増加、デュレーション・ミスマッチ削減進捗ペースの鈍化が挙げられる。

 

 低利回りの資産、主に日本国債を購入し、逆ザヤを悪化させるという戦略を維持するか、もしくはより高いリターンを追求してリスクを増加させるかというジレンマを抱える。

 

 ムーディーズは、最近の金融市場の状況が、生命保険会社にさらなる圧力となり、保険契約者の行動をも変化させ、生命保険業界にさらなるネガティブな影響をもたらすと見ている。生存リスクに対する備えの商品に対する需要は依然根強いものの、新規契約の低い予定利率の副作用が、新規契約の減少として現れる可能性があるとしている。

 

 ムーディーズが格付けを付与している日本の生命保険会社の中では、明治安田生命と日本生命が相対的に高い資本基盤を有しており、一方で三井生命は相対的に低い水準にとどまるという。

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