March 27, 2013 / 5:05 AM / 5 years ago

ドイツの労働コスト、2012年はEU平均を32%上回る

 [ベルリン 26日 ロイター] 2012年のドイツ民間部門の労働コストが欧州の平均を32%上回ったことが明らかになった。ただ、北欧地域の大半とフランスの水準は下回っている。

 欧州の中でドイツ経済は比較的好調。だが、労働市場改革とともに景気を支援してきた抑制された賃金は、2年あたり前から上昇し始めている。

 ドイツ連邦統計局によると、2012年の民間企業の平均時給は31ユーロ。欧州連合(EU)平均の23.50ユーロを約32%上回り、域内で8番目に労働コストの高い国となった。

 最も高いのはスウェーデンの41.90ユーロ、最も低いのはブルガリアの3.70ユーロだった。経済危機に見舞われているギリシャは15.50ユーロで、前年から約7%落ち込んだ。

 フランスが34.90ユーロとドイツを上回る一方、英国は21.90ユーロとドイツより低くなった。

 エコノミストは、ドイツの非欧州向け輸出が極めて好調なことから、労働コスト上昇を過度に懸念する必要はないとみている。

 ベレンバーグ銀行のシニアエコノミスト、クリスチャン・シュルツ氏は「競争力の最終的な尺度は輸出だ。ドイツの労働コストはEUの平均を32%上回っているが、輸出は依然、国内総生産(GDP)の50%程度ある。30%前後の国が大半であることから、ドイツは明らかに非常に競争力が高いと言える」と指摘。「ドイツは欧州レベルで競争力を失いつつあるかもしれないが、世界レベルでは失っていないため、私は心配していない」と述べた。

 産業別では、特に国際競争にさらされている製造業の平均時給が35.20ユーロと、EU平均を47%上回った。それでも、フランスの水準は3%下回った。

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