March 28, 2013 / 12:06 AM / 5 years ago

〔外為マーケットアイ〕ユーロ1.28ドル回復、欧州時間序盤は買い戻し優勢

〔外為マーケットアイ〕

 <16:00> ユーロ1.28ドル回復、欧州時間序盤は買い戻し優勢

 ユーロ/ドルは1.2803ドル付近。欧州勢が参入する時間帯に入って、ユーロは買い戻す動きが優勢となっており、ユーロ/ドルは一時1.2809ドルまで上昇したほか、ユーロ/円も120円後半まで戻している。

 

 ユーロをめぐってはキプロス問題やイタリア政局不安が重しとなっているが、市場では「キプロス問題はそれ自体の影響や波及効果は小さいとみているが、まだ問題が片付いたわけではなく、ユーロを買いにくい状態が続きそうだ」(国内証券)と警戒する声が出ていた。

 <14:46> ドル94.15円付近、黒田日銀総裁が財政ファイナンス払しょくする仕組み検討表明

 ドル/円は94.15円付近。黒田東彦日銀総裁は参院財政金融委員会で、中央銀行が国債買い入れにより財政を穴埋めする「財政ファイナンス」懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向を明らかにした。

 日銀は国債購入が国債価格の買い支えや財政ファイナンスの支援を目的とするものではないという趣旨を明確にするために、日銀が保有する長国残高は銀行券の発行残高を超えないとする「銀行券ルール」を設けているが、金融調節の一環としての買入(輪番オペ)と資産買入基金とを合わせた国債保有残高はすでに銀行券発行残高を超えており、形骸化が指摘されている。

 黒田総裁は「すでに上回っており、(日銀の国債保有は)今後もさらに上回る」と述べ、銀行券ルールの撤廃を示唆した。相場をけん引してきた海外投機筋の中には白川方明前日銀総裁がこだわり続けた銀行券ルールの撤廃をレジーム・チェンジの象徴と受け止めてる向きもあり、「撤廃されれば、海外勢の期待をつなぎ止めておく一定の効果はあるだろう」(外資系証券)との声も出ている。

 ただ、国債購入の歯止めになっていた銀行券ルールを名実ともに撤廃すれば、国債購入が財政ファイナンスとして受け止められる懸念もある。このため、黒田総裁は財政ファイナンス懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向だ。

 <14:00> ドル94.07円付近、日銀緩和織り込み済みでセルザファクトも

 ドル/円は94.07円付近。市場では黒田東彦日銀総裁の下で初めて開かれる4月3─4日の金融政策決定会合に注目が集まっているが、期待感はそれほど盛り上がっていない。

 物価目標2%の達成に向けた強いコミットメントと、継続的な金融緩和については、黒田総裁のこれまでの発言などから「ある程度織り込まれている」(大手邦銀)といい、「中長期的に政策が効いてくるはずという期待はあっても、次回会合でとんでもないことをできるのかというと、それはないだろう」(同)と冷めた声が目立つ。

 この関係者は「日銀の次の一手についてテーブルの上に全部乗った感がある中で、セル・ザ・ファクトの可能性はあるが、株がしっかりしていれば調整はあっても深くはならないだろう」との見方を示した。

 <13:22> ドル94.13円付近、基準線試す動きか

 ドル/円は94.13円付近。投資家のリスク選好が盛り上がらない中で、ドル/円、クロス円ともに上値の重い展開になっている。

 市場では「テクニカル的にはおととい基準線を試して反発し、きのう転換線をやってだめで、次はまた基準線を試すのだろう。きのうは転換線をやった後に94.02円まで下落したが、まだやりきれていないので、きょうはいったん下をやらないと戻らないだろう」(大手邦銀)との声が出ていた。

 ロイターデータによると、一目均衡表(日足ベース)の基準線は93.78円付近、転換線は94.86円付近にある。

 

 <11:29> ドル94.12円付近、黒田総裁発言への反応鈍く「相当売りが出ている」との声

 ドルは94.12円付近。日経平均.N225や上海総合指数.SSECが下落していることでリスクオフの円買いが強まっているほか、国内投資家のリパトリのフローが観測されている。黒田東彦日銀総裁は参院財政金融委員会で発言を続けているが、反応は鈍い。大手信託銀行の関係者は「前だったらポジティブに反応していたはずだが、きょうは全く反応していないところを見ると相当売りが出ているようだ」と話す。

 ユーロ/ドルは1.2783ドル付近。きょうは足元の欧州不安の「火元」となっているイタリア、キプロスで重要イベントが控えている。イタリア中道左派連合を率いるベルサニ民主党党首は、連立政権樹立に向けた他党との協議の結果をきょうまでにナポリターノ大統領に報告する方針を示している。一方、キプロスでは銀行が営業を再開する予定。

 前出の大手信託銀関係者は「きょうはオセアニアと欧州は(明日が休みで)四半期末になるので、期末特有のフローに振らされると思う。ただ、ユーロ/ドルは200日線(28日=1.2883ドル)を完全に下回っているので、上値は切り下がってくるのではないか」と話した。

 <10:31> ドル/円・ユーロ/円弱含み、日経平均下げ基調で圧迫

 ドル/円、ユーロ/円ともに弱含み。ドル/円は94.20円付近、ユーロ/円は120.41円付近。東京株式市場では日経平均.N225が下げ基調を強めており、圧迫材料となっている。

 参議院財政金融委員会では黒田東彦日銀総裁が発言しているが、目立った反応は出ていない。黒田総裁は「2%目標達成まで大胆緩和継続する強いコミットメント必要」、「デフレ脱却には強いコミットメントとわかりやすい説明、期待裏切らぬ大胆緩和が必要」などと述べた。

     <09:56> ドル94円前半で小動き、黒田日銀総裁の発言傾向めぐり見方交錯

     ドル/円は94.35円付近、ユーロ/ドルは1.2780ドル付近、ユーロ/円が120.54円付近。いずれも小動きに終始している。国内勢は年度末、海外勢はイースター休暇を控え、商いは活発化しにくいという。

     前日の海外市場では、イタリアで悪材料が相次いでユーロが下げ基調となったが、ドル/円は94.02円で下げ渋り、底堅さが意識された。市場では、日銀の緩和期待がサポート役になっているとみる向きが多い。

     国内金融機関の関係者は「黒田新体制への思惑がかなり円高を抑制している」と述べた。黒田東彦日銀総裁が財務官経験者であるため、「市場に失望感を与えないような対応をするのではないか。マーケットの良いところと悪いところを熟知し、強弱のつけ方がうまいのではないか」とみている。来週の日銀金融政策決定会合に向けて事前報道が相次ぎ、会合結果が出ればいったんはドル/円が下落するとの見方が強まりつつあるが、この関係者はドル/円が上昇する展開もあるとみている。

     大手信託銀行の関係者は、来週の日銀会合では目新しい政策は出にくいとみている。「きょうも黒田総裁は国会に行っていて、事務方も多忙だろう。4月3、4日に決定会合を開いて次のアクションをとるにしても、なかなか事務方は苦しそうに見える」と話す。

     また、4日に行われる定例会合後の黒田総裁会見についても、4日の段階で黒田総裁が再任されていない場合は思い切った発言は出にくくなるとし「黒田総裁にとっても大胆なことを言って民主党を刺激するのはあまり得策ではない。この前の国会答弁を見ていても、官僚出身者らしい無難な感じだった」と指摘している。

     政府は21日に衆参両院の議院運営委員会の理事会へ日銀の黒田総裁の再任案を提示済み。黒田氏は20日付で日銀総裁に就任したが、前倒しで辞職した白川方明前総裁の任期が4月8日までだったため、それ以降の任期についてあらためて衆参両院の同意を得る必要がある。

     <09:02> ドル94.31円付近、「上昇しようとするとユーロが足引っ張る」との声

     ドルは94.31円付近。前日は、黒田東彦日銀総裁の下で初となる来週の金融政策決定会合に関する観測報道が相次ぎ、ドル/円はサポートされた。海外市場では米10年債US10YT=RR利回りが低下基調となったものの、ドル/円の安値は94.02円で、この日も「94円ちょうど付近では下値がサポートされやすい」(国内金融機関)との声が出ている。

     ただ、ドル/円は今週、95円に迫る場面では売りに押されて95円を回復していない。前出の関係者は「米国の強い指標や日銀の緩和期待でドル/円が上に行こうとするとユーロが足を引っ張る構図が続いている」と話し、ユーロ圏不安が後退するまでドル/円の一段高は難しいとの見方を示した。

     <08:35> ユーロ1.2778ドル付近、前日はイタリアで悪材料相次ぎ4カ月ぶり安値

     ユーロは1.2778ドル付近。前日の海外市場では、預金者にも銀行再編費用を負担させる措置を含むキプロス支援策が今後のユーロ圏危機対応策のひな型となる可能性があるとの懸念に加え、イタリアで悪材料相次いだことでユーロ売りが再び強まった。ニューヨーク市場では1.2750ドルまで下げ、4カ月ぶりの安値となった。米国市場でダウ工業株30種.DJIが下げ渋るとユーロも持ち直したが、戻りは限定的。

     前日の海外市場では、イタリア格下げのうわさがくすぶり続けたことに加え、イタリアが実施した5年物国債(2018年6月償還)入札では、利回りが前回2月の3.59%から3.65%に上昇し、2012年10月以来の高水準となった。新政権樹立の遅れやキプロス支援をめぐる懸念が圧迫した。

     27日、イタリア総選挙で躍進した「五つ星運動」は、中道左派連合が主導する連立政権への協力を拒否した。これにより、中道左

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