February 28, 2013 / 3:43 AM / 7 years ago

UPDATE2: 日銀外債購入、麻生財務相「現状では断固回避を」・安倍首相「緩和手段の1つ」

*発言内容の詳細を追加しました。

 [東京 28日 ロイター] 麻生太郎財務相は28日午前の衆院予算委員会で、日銀の外債購入について、今の状況では為替介入するような結果になるため断固として回避すべきとの考えを示した。一方で、安倍晋三首相は、麻生財務相の発言に対して、今の時点では財務相は慎重な態度をとったのだろうとの解釈を示し、引き続き緩和手段の1つという自身の考えを否定しなかった。

 日本維新の会の桜内文城委員の質問に答えた。

 麻生財務相は、先の参院予算委員会で日銀による外債購入に否定的な発言をしたことについて質問され、「金融緩和の手段としての外債購入について述べたものではない。為替に介入するようなことに結果としてなるようなことには慎重にやっていただきたい」と述べた。

 さらに「日銀が外債購入することは今の状況において、我々としては断固避けねばならないし、基本的にそういうことはできないことになっている。金融緩和手段として何を買うかについて我々が介入することはないが、為替に直結することは避けねばならない」とも述べた。

 他方、安倍首相は財務相の答弁に対して「私は金融緩和手段として様々な選択肢があり、外債購入も1つの手段であると申し上げたが、麻生財務相は現在の段階で考えていない、選択肢として取らないという慎重な答弁とした、ということだろう。また為替の今の動き、国債・社債との関係を勘案しながら答弁されたのだろう」との解釈を示した。首相自身は日銀の外債購入という緩和手段もありえるという考えを維持していることを示唆した。

 日銀の白川方明総裁は「日銀法に基づき、介入目的として解される外国債売買は日銀独自の判断ではできない。資産買い入れとしては、日本には国債が大量に存在、金融資産に不自由している状況ではない」として、法律上も実務上も外債購入に否定的な考えを示した。

 

 また、日銀が設定した2%の物価目標について、麻生財務相は「日銀だけに押し付けるつもりはない。財政出動と成長戦略も同時にやらないと無理なので、我々との共同責任だと思っている」と述べた。これに対し、安倍首相は「3本の矢については(財務相と)同じ認識だが、2%物価目標は日銀に責任を持ってやってほしいということだ」と微妙に異なる認識を示した。

  

 (ロイターニュース 中川泉;編集 宮崎亜巳)

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