March 1, 2013 / 6:57 AM / 6 years ago

UPDATE1: シドニー外為・債券市場=豪ドル、対米ドルで下げ幅縮小 債先は堅調

 [シドニー/ウェリントン 1日 ロイター] 週末1日のオセアニア外国為替市場では、豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドルともに、対米ドルで下落幅を縮小した。中国経済の緩やかな回復を示す指標が発表されたにもかかわらず、イタリアや米国をめぐる根強い懸念を背景に、投資家は慎重姿勢を維持した。

 豪ドルは対米ドルで、1豪ドル=1.0230米ドルと一部値を戻したものの、前日に付けた4カ月半ぶりの安値となる1.0183米ドル付近で推移。週間ベースでは1%安になる見込み。

 NZドルは、1NZドル=0.8266米ドル。2月26日に7週間ぶり安値となる0.8223米ドルを付けた後、今週は週間で1%超の下落で終わる見通し。

 ウエストパックの上級ストラテジスト、イムレ・スパイザー氏は、「世界中でNZドルのロング(買い持ち)ポジションが積み上がっているが、イタリアや米国の小規模な『財政の崖』など海外市場のネガティブなリスクの中、高リスク通貨のポジション解消が見られる」と話した。イタリア政局をめぐる不透明感や、目前に迫った米国の強制歳出削減が、アジア株安や軟調な商品相場と共に、市場心理を圧迫した。

 中国の2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)がおおむね予想通りで、中国経済がゆっくりしたペースながらも回復しつつあるとの見方を支援したことは、豪ドル、NZドル相場をほとんど後押ししなかった。

 同PMIは、4カ月ぶり低水準の50.1。一方、HSBCのPMI確定値は1月に記録した2年ぶり高水準の52.3から、50.4に低下した。

 豪ドルは、下値支持線が1.0183米ドルで、これを割り込めば昨年10月に付けた安値の1.0149米ドルへの下落に道が開く。トレーダーらは、1.0185─95米ドルの間に強い買い意欲があると話している。

 NZドルは、短期の下値支持線が0.8220米ドルで、上値抵抗線は100日移動平均付近の0.8295米ドル。スパイザー氏は、NZドルが今後数週間で0.8100米ドルまで落ち込む見通しを示しながらも、より長期的にはポジティブな見方をしている。

 対円では大幅下落後、小幅な値動きで推移。25日には4年ぶり高値となる1豪ドル=97円52銭を付けていた。直近では94円76銭、週間ベースでは昨年6月以来の下げ幅となる1.8%安となる見込み。NZドルは1NZドル=76円59銭で、週間ベースでは昨年11月以来の下げ幅となる2%安となっている。

 両通貨とも全般的に下落しているユーロに対しては相場を維持し、引き続き今週つけた数週間ぶり高値圏内にとどまっている。

 豪債券先物相場は上伸。3年債先物YTTc1は0.02ポイント高の97.280、テクニカルな上値抵抗線に直面している。今週は1カ月ぶり高値の97.330を付けた。10年債先物YTCc1は0.025ポイント高の96.705と、前日付けた1月25日以来の高値96.730付近に迫った。

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