November 15, 2012 / 12:36 AM / 7 years ago

〔金利マーケットアイ〕国債先物の建玉が9兆円超、安倍総裁のマイナス金利言及で上昇期待

〔金利マーケットアイ〕

  <17:40> 国債先物の建玉が9兆円超、安倍総裁のマイナス金利言及で上昇期待

 東京証券取引所によると、国債先物中心限月12月限の15日建玉は、9兆4022億円と前日比4400億円増となり、中心限月ベースで4月23日以来約7カ月ぶりの高水準を記録した。

 15日の円債市場では、自民党・安倍晋三総裁が講演で、ゼロかマイナス金利にするぐらいにして貸出を高めてもらいたいと発言したことを受けて、政策金利や超過準備の付利引き下げの思惑が浮上。中心限月12月限は一時144円66銭と2003年6月以来約9年5カ月ぶりの水準に上昇した。出来高も5兆0507億円と10月18日以来となる5兆円超となった。

 みずほ証券・マーケットエコノミストの河上淳氏は「ドイツ2年国債利回りがマイナスで推移していることから、マイナス金利に言及した安倍総裁の発言が日本でもあり得ない話でないとの想像が市場参加者に働いたのだろう。短中期ゾーンに一段の金利低下余地があるとの見方から、国債先物にも相場の上昇期待が高まったのではないか」との指摘している。

  <15:30> 国債先物が反発で引け、長期金利0.730%に小幅低下

 国債先物中心限月12月限は前日比12銭高の144円59銭と反発して取引を終えた。解散・総選挙後に予想される自民党中心の政権が成長重視の政策運営になるとの見方から売りが先行した。しかし、自民党・安倍晋三総裁が講演で、ゼロかマイナス金利にするぐらいにして貸出を高めてもらいたいと発言したことを受けて、政策金利や超過準備の付利引き下げの思惑が浮上。海外勢の買いを巻き込んで一時、144円66銭と2003年6月以来約9年5カ月ぶりの水準を付けた。

 現物市場では、政治サイドから日銀に対して緩和圧力が強まるとの思惑からイールドカーブが傾斜化。中長期ゾーンに銀行勢の買いが入った。一方、超長期ゾーンは軟調。入札に絡んだ調整売りが出たが、下値で国内勢の押し目買いが観測された。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低い0.730%に小幅低下。

  <15:15> 翌日物の加重平均0.07%台後半か、基金共担オペの応札額は過去最高

 無担保コール翌日物の加重平均レートは0.07%台後半になる見通し。準備預金の積み最終日を迎え、朝方は調整的な調達需要が示されたが、取り上がる動きは見られず、調達一巡後は閑散とした取引となった。日銀が実施した共通担保資金供給(資産買入等基金)オペ(11月19日─2013年4月22日)の応札額は5兆1047億円と前回に続き5兆円を超え、2010年10月の包括緩和導入後の最高水準を連続で更新。基金による同オペの残高が年末目標(25兆円)を上回っているため、今後のオペ頻度が低下するとの思惑などが応札需要を強めた。

 ユーロ円3カ月金利先物市場は堅調。自民党の安倍晋三総裁が都内で講演し、ゼロかマイナス金利にするぐらいにして貸出を高めてもらいたいと発言したことを受け、利下げや超過準備の付利引き下げの思惑が浮上したことが買い手掛かりとなった。

  <14:40> 国債先物が9年5カ月ぶり高値、付利引き下げの思惑で短期筋が買い

 国債先物中心限月12月限は一時144円66銭と2003年6月以来約9年5カ月ぶりの水準を付けた。自民党・安倍晋三総裁が講演で、ゼロかマイナス金利にするぐらいにして貸出を高めてもらいたいと発言したことを受けて、利下げの思惑が浮上し、短期筋からの買いが入った。また、現物市場では中期ゾーンに銀行勢の買いが観測された。5年利付国債利回りは同0.5bp低い0.185%に低下した。

 市場では「超過準備の付利(0.1%)が設定されているため、中短期金利に下方硬直性が見られたが、利下げとなると同金利にも低下余地が出てくる。基金増額による経済効果に疑問を抱く市場参加者が多かったこともあり、安倍総裁の発言を受けて利下げを織り込むような相場展開になっている」(外資系証券)との声が出ている。

  <13:50> 金先中心限月が1カ月ぶり高値、安倍総裁講演で付利引き下げの思惑も

 ユーロ円3カ月金利先物が堅調。中心限月2013年6月限は前日清算値比1.5ティック高の99.745と10月16日以来約1カ月ぶりの水準に上昇した。自民党の安倍晋三総裁が都内で講演し、日銀による大胆な金融緩和の必要性に言及。ゼロかマイナス金利にするぐらいにして貸出を高めてもらいたいと発言したことを受けて「超過準備の付利引き下げの思惑が浮上している」(国内金融機関)という。

 国債先物も堅調。中心限月12月限は一時前日比4銭高の144円51銭に上昇した

  <13:30> 国債先物が下げ幅縮小、安倍総裁が大胆な金融緩和に言及

 国債先物が下げ幅縮小。中心限月12月限は一時前日比2銭安の144円45銭まで水準を戻した。自民党の安倍晋三総裁が都内で講演し、日銀による大胆な金融緩和の必要性に言及したことを受けて、買い戻しが入った。市場では「安倍総裁は政策金利をゼロ%かそれ以下に誘導する可能性にも触れたようだ。スワップで短いゾーンのレシーブ(受け)が強まっている」(外資系証券)という。

 また、現物市場でも20年債入札を順調にこなしたことで買い安心感が広がった。30年などには生保とみられる国内勢による押し目買いが観測されている。

  <12:55> 20年債入札結果はしっかり、事前調整が奏功との声

 財務省が午後零時45分に発表した20年利付国債(表面利率1.7%)の入札結果によると、最低落札価格は100円25銭、平均落札価格は100円28銭となり、最低落札価格と平均落札価格の開き(テール)は3銭と前月債(1銭)から拡大した。また、応札倍率は3.67倍と前月債(3.81倍)を下回った。

 市場では、入札結果について、応札倍率が前月債を下回ったが「しっかりとした入札結果。イールドカーブ上、20年債は割安感が出ていたことで投資妙味が増したようだ」(国内金融機関)との声があった。

 国債先物は午後の取引で、下げ幅を広げて取引が始まったが、入札結果を受けて下げ渋っている。

 

  <12:43> 3カ月物証券入札結果は市場予想と一致、0.10%台で需要しっかり

 財務省が午後零時35分に発表した3カ月物国庫短期証券の入札結果で、最高落札利回りは0.1005%と事前予想と一致した。平均落札利回りは0.0994%。応札倍率は24.7倍。落札利回り、応札倍率とも前回債並みの水準を維持。「0.10%台で需要がしっかりと示され、無難な結果」(国内金融機関)となった。

 

  <11:15> 3カ月物国庫証券最高落札利回り、0.1005%か

 

 財務省は3カ月物国庫短期証券(324回)入札を実施している。入札前取引では出合いはない。最高落札利回りについて市場では「予想は0.1005%。前回と同じで0.10%を超えてくると、国内勢中心に需要は強くなると思われる」(短資会社)との見方が出ていた。8日入札の3カ月物(323回)は、最高落札利回り0.1005%だった。

 15日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.075─0.08%付近での取引。出合いは地銀、信託が中心。大手邦銀は0.07%ビッド。準備預金の積み最終日だが、積みにメドを付けている金融機関が多く、取り上がる雰囲気はない。国債発行要因などで不足地合いだったが、その影響もほとんどなかった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは0.10%近辺で低位安定。

 ユーロ円3カ月金利先物は小動き。中心限月2013年6月限は前日清算値比0.5ティック安の99.725。

  <11:03> 国債先物は続落、長期金利0.755%に上昇

 国債先物は続落で午前の取引を終えた。前日の国債先物の夜間取引やLIFFE・円債先物市場が軟調となった流れを引き継いだ。前日の党首討論で野田佳彦首相が衆院解散を表明したため、新政権の政策運営に対する思惑が相場を動かした。足元では、自公政権ができる可能性が高いとの見方が強まっており、リフレ優先で財政再建を先送りする政策運営が想定できるため、イールドカーブにスティープ化圧力がかかった。先物周りから超長期ゾーンにかけて短期筋や銀行勢の売りが優勢。20年利付国債の入札を前に超長期ゾーンでは持ち高の調整が見られた。入札は保険会社などの需要を集めて、無難な結果に収まるとの声が聞かれた。

 おおむね変わらずとなった14日の米債券市場は円債相場の手掛かりとならなかったが、10月23―24日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録から、複数の連邦準備理事会(FRB)メンバーが「ツイストオペ」が年末で期限を迎えた後、追加買い入れが必要になる公算が大きいとの認識を示していたことが明らかになった点に注目する市場参加者が複数いた。 

 国債先物中心限月12月限の前引けは、前営業日比12銭安の144円35銭。長期金利は同2bp上昇の0.755%。

  <10:30> 20年債入札は1.7%クーポンで決着、調整進み「入札無難」の声

 財務省がきょう入札を実施する20年利付国債(1兆2000億円、2032年9月20日償還)のクーポンは1.7%で決着した。140回債のリオープン発行となる。入札に関して市場では「午前の取引で調整が進んだことで、保険会社を中心とした需要が期待されるため、無難な入札結果に収まりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。外資系証券からも「1.6%台後半で

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