July 26, 2012 / 5:10 AM / 6 years ago

インタビュー:高金利外債に投資妙味、トルコやアセアンに注目=白川・大和投信社長

 [東京 26日 ロイター] 大和証券投資信託委託の代表取締役社長、白川真氏は25日、ロイターとのインタビューで、当面、高金利の海外債券に投資する戦略が有効との見方を示した。投資先ではトルコ、ブラジル、アセアンに注目している。

 足元では、投資信託業界の純資産残高は、市況の低迷や円高などで伸び悩んでいるが、資金フローの観点では最悪期は脱したとの見解だ。

 

 インタビューの内容は以下のとおり。

 

 ――株安、超低金利と運用難が続いている。投資妙味のあるものは何か。

 

 「有望なアセットクラスは、高金利の海外債券だ。為替リスクはあるものの、高金利の海外債券に投資し、金利差を取る戦略が有効とみている。要は為替リスクと金利差によるリターンのバランスを、投資家がどう考えるかだ。金利の高いトルコやブラジル、アセアンに注目している。このほか、REIT市場にも注目していきたい」

 

 ──日本株は低迷しているが、ファンドの組成も含めどうみているか。

 

 「足元の投資環境下、外債系商品にフォーカスする状況ではあるが、株系ファンドでキャピタルゲインを得ることにも鋭意努力中だ。日本のアセットマネジメント会社として、適切なタイミングで日本株に投資することはミッションと考えている。今年度は、低位株ファンドを検討したい。引き続き、日本株に投資するファンドの提供に努力する」

 

 ──投資環境に不透明感が増しており、投信への資金流入が減少傾向にある。

 

 「投信業界の資金フローでは、前年度の下期が最悪だった。2012年1─3月の公募株式投信(除くETF)では約3800億円純流出になったが、4─6月は約8300億円の純流入となった。7月は弱含んでいるが、投信への資金流入という面では最悪期は脱したとみている」

 「ただ、7月に入り、投信への資金流入は再び弱含んでいる。一番のネックは欧州情勢と円高だ。欧州問題は依然、不透明が強く、長期化の様相を呈している。7月─9月は再び厳しい局面も想定されるが、秋口以降は政策期待や米大統領選などもある。市況の好転と、投信への資金流入が回復することを期待したい」

 

 (ロイターニュース 岩崎成子、程近文  編集 宮崎大)

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