May 18, 2012 / 11:03 PM / 7 years ago

再送:WRAPUP1: 米フェイスブック<FB.O>の上場は期待外れ、株式公開数拡大など影響か

*英文参照番号を修正しました。

 

 [サンフランシスコ 18日 ロイター] ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手のフェイスブック(FB.O)は18日、ナスダック市場に歴史的な上場を果たしたものの、初日の取引は終値が0.6%高と期待外れの伸びにとどまった。公募価格が比較的高かったことに加え、株式公開数の拡大やこの日の取引で混乱が生じたことなどが影響したとみられている。

  

 公募価格の38ドルに対し、初値は42.05ドルと11%上昇。直後に45ドルと18%値上がりする場面も見られた。ただその後は急速に伸び悩み、公募価格の38ドルまで押し戻された後、40ドル近辺での動きが続いた。引けにかけて再び38ドル台となり、結局0.6%高の38.23ドルで初日の取引を終了した。出来高は5億7600万株を超え、上場初日の出来高としては過去最大となった。

 上場に当たって、同社は公募価格を仮条件レンジの上限に設定するとともに、株式公開数も拡大。時価総額は1000億ドルを超える規模に膨らむ格好となった。

 

 アナリストの間では初日の取引で株価が10─50%値上がりするとも期待されていた。市場では、公募価格が比較的に高く設定されたことや、公開株式数が直前に25%近く拡大したことが影響したとみられている。

 ソラリス・アセット・マネジメントのティム・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「上場規模の拡大はわれわれにとって大きなマイナス要因だった」とし、一部注文を撤回したことを認めた。

 ジョン・トーマス・フィナンシャルの首席市場ストラテジスト、ウエイン・カウフマン氏は「一部投資家はフェイスブック株がもっと上がると見込んでいた。市場の失望は大きいと思う」と語った。

 市場参加者らは、新規株式公開(IPO)の終盤においては、機関投資家からではなく、むしろ個人投資家からの需要が大半だったと語る。この日、株価が公募価格の38ドルまで戻った場面で、引受幹事のモルガン・スタンレーが株価安定に向け買い支えに入ったという。

  

 フェイスブック株はこの日、米東部時間午前11時半(日本時間19日午前零時半)前後に取引を開始したが、関係筋によると、取引に関するナスダック市場から証券会社への情報伝達が途絶えた。通常は瞬時に行われる、個人投資家からの注文が執行されたかどうかの電子確認通知が証券会社に届かず、各社とも顧客への対応に追われたという。米東部時間午後2時(同午前3時)近くになってようやく連絡が再開したという。

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