[ワシントン 7日 ロイター] 米共和党のライアン副大統領候補は7日、米連邦準備理事会(FRB)の追加金融刺激策は悪い考えとの認識を示した。CNBCテレビとのインタビューで語った。
一部エコノミストの間では、FRBが12─13日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、景気回復を促すために追加国債買い入れ策を決定するとの予想が出ている。
ライアン氏は「私の意見では端的に言って、こうした緩和は全部FRBがまずい財政政策を救済しようとするものだ。費用が効果を明らかに上回る」と述べた。
共和党のロムニー大統領選候補が当選した場合、バーナンキFRB議長を再指名しないとしていることに関してはコメントを避けた。
ライアン氏は「バーナンキ議長を長く知っている。私とはこうした問題で一致しないが、互いを尊重している」と述べた。