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UPDATE1: ECB国債買い入れ限度週200億ユーロ、首脳会議後も変わらず=ECB筋
2011年12月9日 / 19:28 / 6年後

UPDATE1: ECB国債買い入れ限度週200億ユーロ、首脳会議後も変わらず=ECB筋

 [ブリュッセル 9日 ロイター] 複数の欧州中央銀行(ECB)筋が9日明らかにしたところによると、ECBは現在ユーロ圏国債の買い入れ限度を週200億ユーロとしており、欧州連合(EU)首脳会議の決定を受けて対応を強化することは検討していない。

 首脳会議は、ユーロ圏17カ国と他の複数の国が財政規律強化に向けた条約締結を目指すことで合意したが、あるECB筋はこれについて「おおむね予想通りだ。新たな検討の必要はない」と述べた。

 

 別のECB筋によると、ECBの国債買い入れはここ2─3週間、理事会が週200億ユーロ前後を限度額に設定しており、今後もこの限度額が維持される見通し。

 同筋は「さらに一定の買い入れは行うが、市場やメディアが望んでいる巨大なバズーカではない」と述べた。

 月に国債買い入れを再開して以降、ECBの週間買い入れ額は220億ユーロ以下にとどまっている。

 

 同筋によると、ECB理事会が前日決定した期間3年の長期オペをユーロ圏当局者は債務危機への対応手段と捉えており、供給された資金によって民間銀行がソブリン債を買い入れることを望んでいる。

 サルコジ仏大統領は、イタリアやスペインといった国の政府は、国内銀行による国債買い入れを期待できるとの見方を示し、首脳会議の会場で記者団に「(ECBの資金供給拡大は)自由に使える資金を持つ銀行を各国が当てにできることを意味している」と語った。

 

 市場は、ECBの期間3年のオペ導入を受けて民間銀行が周辺国債の買い入れを始めるとの見方には懐疑的だ。9日のイタリア国債利回りは上昇し、ECBは買い入れに動いたもようだ。

 ストレステスト(健全性審査)を実施し、銀行にレバレッジの解消や資本増強を促していることを考えると、銀行が一段と国債を買い入れるとの見方は、楽観的との見方が出ている。

 ベーレンベルク銀行のエコノミスト、Holger Schieding氏は「イタリア国債の買い入れは、恐らく、より多くの流動性を確保した銀行にとって最もしたくないことだろう」と話した。

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