October 29, 2012 / 5:22 AM / 6 years ago

UPDATE3: 29日の米株式市場はハリケーンで休場、30日も休場の可能性 債券は半日取引

 [ニューヨーク 29日 ロイター] 週明け29日の米株式市場・オプション市場は、ハリケーン「サンディ」の接近を受け休場となる。

 米主要証券取引所が28日遅く発表した。市場関係者の安全確保を優先するため。

 予定していた電子取引の中止も決定した。

 悪天候を受けて市場が閉まるのは1985年9月27日のハリケーン「グロリア」以来27年ぶり。

 30日の取引も中止となる可能性がある。ニューヨーク証券取引所を運営するNYSEユーロネクストNYX.Nとナスダックを運営するナスダックOMXグループ(NDAQ.O)は、30日の取引の有無について追って発表とするとしている。

 関係筋によると、規制当局、取引所、ディーラーなどが取引を行った場合に起こり得る不測の事態について協議し、取引の中止を決めた。

 証券業金融市場協会(SIFMA)によると、29日の債券市場の取引は行われるが、正午(1600GMT、日本時間30日午前1時)までの半日取引となる。

 これに先立ち、ゴールドマン・サックス(GS.N)、シティグループ(C.N)などの米金融機関は、29日の業務のための特別体制をとると表明。最小限必要な社員をあらかじめ都心のホテルに宿泊させたり、他地域からサポートするなどの措置を講じる方針を示していた。

 株式市場が休場となったことで、こうした計画に変更が出るかは現時点では不明。

 サンディは、現地時間29日夜にも米東部沿岸に上陸する恐れがある。米国に上陸するハリケーンとしては過去最大級となる可能性もあり、各州が警戒態勢を強めている。

 連邦政府はワシントン地域で緊急要員を除いては休日扱いとしたほか、各地で学校閉鎖命令が出された。ニューヨーク市をはじめ、洪水の危険性から低地の住民には避難命令が出ている。

 サンディの接近を受け、医薬品大手ファイザー(PFE.N)や電力大手エンタジー(ETR.N)、NRGエナジー(NRG.N)は決算発表を延期することを明らかにした。

 商務省は、9月の個人所得・消費支出統計を予定通り米東部時間29日午前8時半に発表することを明らかにした。

 連邦準備理事会(FRB)は金利やコマシャールペーパー(CP)などに関するデータの発表をワシントン地域の連邦政府業務再開後まで延期する。

 取引所運営のCMEグループ(CME.O)は、米国株価指数先物・株価指数先物オプションのフロア取引とGLOBEX電子取引を米中部時間29日午前8時15分で終了すると発表した。CMEグループのその他の先物・オプション取引は通常通り行う。

 サンディは、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントン、ボストンなど大都市の近くを通過するとみられており、既に風雨が強まるなか、ニューヨークなどでは交通機関がストップした。

 ニューヨーク市、ニュージャージー州とフィラデルフィアの交通機関は28日午後から順次、運行を停止。ワシントン郊外を結んでいるメリーランド州の鉄道は29日は運行を休止する予定。主要都市を結ぶ鉄道アムトラックも、東部沿岸部ではほぼ運行を停止した。

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