June 1, 2012 / 5:41 AM / 8 years ago

〔金利マーケットアイ〕国債先物が夜間で144円台に上昇 欧州時間でもリスクオフ不変

〔金利マーケットアイ〕

  <17:43> 国債先物が夜間で144円台に上昇 欧州時間でもリスクオフ不変

 国債先物は東証夜間取引で一段高。中心限月6月限は一時144円01銭と日中終値(143円82銭)を19銭上回った。欧州取引時間に入り、ドイツの10年国債や30年国債利回りが軒並み過去最低を更新する一方、ドイツDAX指数が下落。米S&P500指数先物は節目の1300を割り込んで推移している。「新たな材料が出ているわけではないが、スペインの銀行問題に関しても当局から政策対応がない限り、リスクオフの流れが変わりそうもない。米雇用統計が市場予想を下回るようだと、リスクオフの流れを強める材料に使われるのではないか」(外資系証券)との見方が出ている。

  <15:30> 国債先物は続伸で大引け、長期金利0.810%に低下

 国債先物中心限月6月限は前日比21銭高の143円82銭と続伸して取引を終えた。前日の海外市場でさえない米指標やスペイン情勢の深刻化などで、質への逃避需要から米10年国債利回りが連日最低を更新したことを受けて、日本国債も買われた。日経平均が下げ幅を拡大した午後には、海外勢の先物買いを巻き込んで、一時143円90銭と前日高値(143円82銭)を上回り、2010年10月以来の高値を付けた。現物市場は先物高に追随する形で買いが入った。5年利付国債利回りは一時同1bp低い0.195%と2003年6月以来の0.2%割れ。銀行勢の買いが入った。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同2bp低い0.805%と2003年7月以来の水準に低下したが、その後0.810%に水準を戻した。

  <15:15> 翌日物の加重平均0.07%台後半か、金先は閑散小動き

 無担保コール翌日物の加重平均レートは0.07%台後半と前日(確報:0.095%)を大きく下回る見通し。月末要因がはく落したことに加えて、日銀が31日に実施した金利入札方式による1兆円の共通担保資金供給(本店)オペ(6月1日─6月15日)が奏功して落ち着いた展開となった。また、午後実施の6カ月物の共通担保資金供給(資産買入等基金)オペは予定額8000億円に対して応札額は2545億円となり、5回連続の札割れ。ユーロ3カ月金利先物は閑散小動き。TIBORが変動する兆しが見えず、高値圏でこう着。

  <14:35> 6カ月物資金供給が5回連続の札割れ、オペ見直しの再議論も

 日銀が実施した6カ月物の共通担保資金供給(資産買入等基金)オペ(6月5日─12月3日)は応札額が予定額に届かず、札割れとなった。6カ月物の札割れは5回連続。オペ結果によると、予定額8000億円に対して応札額は2545億円で前回(2698億円)を下回った。落札額は2545億円。

 市場では「6カ月物の札割れは想定されていたが、それにしても応札額が少なかった。利回り曲線が3年超まで0.1%であることを踏まえると、0.1%の固定金利で調達したとしても運用収益を確保することが難しいのだろう。4月の日銀会合で6カ月物の規模を5兆円減額したばかりだが、札割れ頻発で再度オペ見直しの議論が高まってくるのではないか」(国内金融機関)との声が出ている。

  <13:25> 5年債利回りが0.2%割れ(訂正)、2003年6月18日以来

 5年利付国債利回りは前日比1bp低い0.195%に低下した。同利回りが0.2%を割り込むのは2003年6月以来。株安を受けて中期ゾーンに銀行勢とみられる買いが入った。市場では、スペイン情勢の深刻化で「来週にかけて一段と投機的な動きが強まるのではないか。JGBは先物主導で買われているが、国内勢は現物に追随して買いを入れざるを得ない状況になっている」(国内金融機関)という。

  <13:00> 国債先物が1年8カ月ぶり高値、株安で海外勢が買い

 国債先物が堅調。中心限月6月限は前日比28銭高の143円89銭と前日高値(143円82銭)を上回り、2010年10月以来1年8カ月ぶりの水準を付けた。日経平均が後場、下げ幅を広げて取引が始まったことが材料視されている。前日の海外市場で米金利が急低下したのに対して、円金利は朝方から動きが鈍かったが「株安を受けて海外勢から株先売り/債先買いのフローが見られている」(国内金融機関)という。

 また、現物市場も長期・超長期ゾーンが買われてイールドカーブがフラット化。「欧州情勢の深刻化を受けて積極的にフラット化ポジションを構築する動きもみられる」(同)との声が出ている。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.805%と前日に付けた0.810%を下回り、2003年7月以来8年11カ月ぶりの水準に低下した。

  <11:10> 翌日物0.08─0.085%近辺、ユーロ円金先は閑散小動き 

 1日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.08─0.085%近辺での取引。出合いは信託銀や地銀で0.08─0.085%付近。月末要因がはく落したうえ、前日の金利入札オペが効いており、落ち着いた取引となった。一方、レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは0.105─0.110%と高い。国庫短期証券の発行要因とみられているが、当座預金残高が30兆台と高水準となっているだけに、レート上昇に多少の違和感があるとの声が聞かれた。東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。

  <11:04> 国債先物は続伸で午前終える、長期金利0.820%に小幅低下

 国債先物は続伸で午前の取引を終えた。5月31日の米債高の流れを受け、質への逃避が優勢となった。スペイン情勢の深刻化など欧州問題に加え、31日に発表された一連の米指標がさえない結果となったことで、市場参加者の多くがリスクを回避する姿勢となった。もっとも、5月米雇用統計の発表を控えているため、一気に買い上げる地合いにならなかった。31日の米10年債利回りは一時、過去最低の1.53%に低下した。現物債も中期から長期ゾーンにかけて、小じっかり。先物主導で、銀行勢などの需要がみられた。イールドカーブはパラレルに下方シフト。超長期ゾーンは強含む場面があったが、終盤にかけて20年債利回りは上昇した。益出し売りに加え、入札が実施されている流動性供給(119回)の影響が多少みられるとの声が聞かれた。

 国債先物中心限月6月限の前引けは、前営業日比12銭高の143円73銭。長期金利は同0.5bp低下の0.820%。

  <10:20> 中期ゾーン強含み、5年債利回り0.2%ちょうど

 中期ゾーンが強含み。5年104回債利回りは前営業日比0.5bp低下の0.200%ちょうどで推移。市場では「5年債の0.200%には達成感があるものの、量的緩和時の2003年6月18日以来の0.2%割れの可能性も出てきた。銀行勢の動き次第だが、日経平均株価の下落幅拡大とともに、先物主導での利回り低下も考えられる」(国内金融機関)との声が聞かれた。 

 

  <09:30> レポGC0.105─0.110%と高い、即日オペ見送り

 

 レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは0.105─0.110%と高い。市場では「国庫短期証券の発行要因と思われる。ただ、当座預金残高が30兆台と高水準となっているだけに、レート上昇に多少の違和感がある」(短資会社)との声が聞かれた。

 日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送った。無担保コール翌日物は0.08─0.085%近辺での取引。出合いは信託銀や地銀で0.08─0.085%付近。月末要因がはく落したうえ、前日の金利入札オペが効いており、落ち着いた取引となっている。

  <09:14> 超長期ゾーン横ばい圏、「出遅れ感で金利低下余地」の声

 超長期ゾーンは横ばい圏。20年136回債利回りは前営業日比変わらずの1.620%での推移。市場では「出遅れ感があり、金利低下余地の残る超長期債に年金勢などの買いが優勢となりそうだ。逆ザヤ解消となった生保の中には積み増す方向で動くことも考えられる」(国内証券)との声が出ている。

 財務省はきょう、流動性供給(119回)入札を実施する予定。発行対象ゾーンは20年債、30年債。市場では「超長期ゾーンの需給を見通すうえで、重要な入札になる」(国内金融機関)との見方がある。前回は、20年ゾーンも対象だったが、マーケット実勢から判断して強めの結果で、荷もたれ感はなかった。

  

  <09:00> 長期金利0.820%での寄り、銀行勢の需要観測

 10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比0.5bp低下の0.820%での寄り。質への逃避による堅調地合いの中、「銀行勢などの需要がみられるもよう。月初の買いも加わると、上値を試す展開となりそうだ」(国内証券)との見方が出ていた。ただ、5月米雇用統計の発表を控えているため、「先物同様に一気に買い上げる地合いではない」(同国内証券)との声が聞かれた。

  <08:47> 国債先物は続伸でスタート、米債高の流れ継ぎ質への逃避

 国債先物は続伸でスタート。6月限の寄り付きは前営業日比8銭高の143円69銭。5月31日の米債高の流れを受け、質への逃避が続いている。市場では「スペイン情勢の深刻化など欧州問題に加え、31日に発表された一連の米指標がさえない結果となったことで、一段とリスク回避の流れから質への逃避が進む見込み」(国内証券)との声が聞かれた。

 31日の米債市場で米10年債利回りは一時、過去最低の1.53%に低下した

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