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ソブリン格下げ、借り入れコストを最大1%ポイント押し上げ=ECB

 [フランクフルト 2日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は2日、格付け会社がソブリン格付けを引き下げると、当該国の借り入れコストが最大で1%ポイント押し上げられる可能性がある、と指摘した。

 格付け会社をめぐっては、タイミングを考えずに格下げしてユーロ圏債務危機をますますあおっている、との批判が出ており、ECBは今回、格付け会社の問題に関するリサーチペーパーをはじめてまとめた。

 そのなかでECBは、格付け会社は市場に追随するだけでなく、市場を主導してもいる、と指摘。格付け会社の決定による影響は、対象となった国のみならず、それ以上に幅広い範囲に及ぶとの見解を示した。

 ECBは「われわれは今回、格付け見直しはユーロ圏ソブリン債市場に大きな影響を及ぼす、との結論に至った」としたうえで「平均的にみて、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が1段階格下げすると、ギリシャは98ベーシスポイント(bp)、アイルランドは65bp、ポルトガルは33bp、スプレッドが拡大している」としている。

 S&Pは2009年1月以降、ギリシャの格付けを7回引き下げており、同国の格付けは「A」から「CC」に下がった。その間、同国の10年債利回りGR10YT=TWEBは、5%程度から35%超に上昇した。

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