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ZMPが初めて無人の自動運転車で公道実験へ、遠隔システム検証
2017年12月5日 / 07:30 / 6日前

ZMPが初めて無人の自動運転車で公道実験へ、遠隔システム検証

[東京 5日 ロイター] - 国内ベンチャーのZMP(東京・文京)は5日、東京・台場で、運転席にドライバーが乗車しない自動運転車の公道実証実験を今月実施すると発表した。同社はこれまでドライバーが必要に応じて運転に介入する有人での自動走行実験は行ってきたが、無人の実験は初めて。

 12月5日、国内ベンチャーのZMP(東京・文京)は、東京・台場で、運転席にドライバーが乗車しない自動運転車の公道実証実験を今月実施すると発表した。同社はこれまでドライバーが必要に応じて運転に介入する有人での自動走行実験は行ってきたが、無人の実験は初めて。写真は同社のロボカー。都内で1月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

同社はタクシー大手の日の丸交通(同)と協業し、東京五輪・パラリンピックの開かれる2020年に一部地域で無人の自動運転タクシーのサービス実現を目指している。今回の実験を通じて、遠隔操作による自動運転システムを検証し、自動運転技術とサービスのさらなる開発と安全性向上を図る。

遠隔型自動運転システムを用いた公道実証実験については、警察庁が6月に道路交通法第77条の道路使用許可を受けて実施できる対象行為としたと発表しており、許可を得た上で実験する。実験は今月14日(報道機関向け)と23日(一般公開向け)の2日間。来年以降も必要に応じて適宜、実験を行う方針だ。

自動運転技術を活用した移動サービスを巡っては、ベンチャーやIT企業、自動車メーカーなどさまざまなプレーヤーが開発を進めており、競争が激化している。

<日産とDeNAも移動サービス実証実験>

ZMPとの提携を1月に解消したIT企業のディー・エヌ・エー(DeNA)(2432.T)と日産自動車(7201.T)も同日、一般のモニターが参加する、開発中の自動運転車による移動サービス「Easy Ride(イージーライド)」の実証実験を来春実施すると発表した。

実験では万が一に備えてドライバーが同乗するが、両社も20年代早期に、遠隔管制システムにより安全性を確保したドライバーを必要としない完全自動運転によるサービス実現を目指している。実験を通じて実用化に向けて課題を洗い出す。

インターネットで募る一般モニターはスマートフォンの専用アプリで車を呼び出し、目的地まで移動するサービスを無料で体験できる。旧型の電気自動車(EV)「リーフ」2台を使い、横浜市みなとみらい地区周辺で18年3月5日から18日まで実験する。

実験車両は、現段階では同サービスのための部分的な自動運転(レベル2)の技術を搭載。日産が現在、市販化している高速道路の単一車線での自動運転技術「プロパイロット」とは別の技術となる。

白木真紀

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