February 27, 2014 / 1:01 AM / in 6 years

ブラジル中銀が25bp利上げ、引き締めペース緩め景気支援へ

[ブラジリア 26日 ロイター] - ブラジル中央銀行は26日、政策金利を10.50%から10.75%に25ベーシスポイント(bp)引き上げた。前回の会合まで6回連続で50bpの利上げを実施してきたが、今回は利上げ幅を縮小した。

2月26日、ブラジル中央銀行は、政策金利を10.50%から10.75%に引き上げた。写真はブラジル中銀本部の建物。ブラジリアで1月撮影(2014年 ロイター/Ueslei Marcelino)

決定は全会一致。決定後に発表された今回の声明は「現時点で(の決定)」という文言が削除された以外、前回の内容からほぼ変更がなかった。

中銀は、次回4月の会合で再び利上げを実施する余地も残したが、多くのエコノミストは、今回の決定は、金融引き締めのサイクルが近く終了する可能性を示しているとみている。

グラデュアル・インベストメンツのチーフエコノミスト、アンドレ・ペルフェイト氏は「金融引き締めサイクルを終わらせる準備が整ったとの合図を送っている」と指摘。「今年の経済活動が大幅に鈍化する可能性を受けて、中銀はいっそう慎重になっている」と述べた。

<引き締めサイクル終了か>

政策金利は2012年に過去最低の水準まで引き下げられたが、昨年4月以降は物価高騰抑制のため計350bpの利上げが実施された。ルセフ大統領は就任時、借り入れコストを低下させることを公約としていたが、金利は大統領が就任した3年前と同じ水準に戻っている。

資本流出を食い止めるため、他の新興国中銀が利上げに乗り出す中で、ブラジル中銀は引き締めサイクルが終了する可能性を示唆していた。

トンビニ総裁は先週、これまで実施した利上げがインフレ鈍化につながったと指摘し、中銀が既に役割の多くを果たしたことを示唆した。

1月のインフレ率は前年比5.59%で、1年強で最低の水準。ただし、引き続き中銀のインフレ目標である2.5─6.5%の上限付近となっている。

新興国資産の売りが加速したにもかかわらず、レアル相場が安定していることも、引き締めサイクル終了の根拠となることが考えられる。

*内容をさらに追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below