[22日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは22日、通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。職場とリモートを組み合わせたハイブリッド勤務のトレンドが、持続的な需要につながっている。株価は引け後の時間外取引で5%近く上昇した。
エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は「今年に順調なスタートを切ったことで、人工知能(AI)などのイノベーションへの投資を継続しながら、2024年度の見通しを引き上げることができた」と語った。
通年の売上高見通しは44億7000万─44億9000万ドル。従来予想は44億4000万─44億6000万ドルだった。
調整後1株利益見通しは4.25─4.31ドルで、従来の4.11─4.18ドルから引き上げた。
24年度第1・四半期(23年2─4月)の売上高は11億1000万ドルだった。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は10億8000万ドル。
法人向け事業の売上高は13%増の6億3200万ドルとなった。
調整後1株利益は1.16ドルで、予想の0.99ドルを上回った。
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