フォトログ:第2次大戦生き延びた92歳、ウクライナで再び戦火に
第2次世界大戦を生き延びたマリア・ニコラエブナさんは、忙しいが充実した生活を送っていた。2人の子どもを育て、旧ソ連の航空宇宙産業でエンジニアとして働きながら、ウクライナの都市ハリコフにある自宅では美しい庭を作っていた。
第2次世界大戦を生き延びたマリア・ニコラエブナさんは、忙しいが充実した生活を送っていた。2人の子どもを育て、旧ソ連の航空宇宙産業でエンジニアとして働きながら、ウクライナの都市ハリコフにある自宅では美しい庭を作っていた。
[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。
[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。
[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。
[陸前高田(岩手県) 10日 ロイター] - 「磨さん 薄よごれた軍手、そして穴のあいた靴。まだ温もりがあるような気がして...帰って来た時に俺の気に入りの靴どうしたんだれと大騒ぎされそうなので、そのまま玄関に磨かないで置いときます」(熊谷幸子さんから亡き夫への手紙。原文のまま)
ロシアの北極海沿岸から南へ130キロ、ここは地球上で最も寒冷な場所の1つだ。しかし、このシベリアの大地にも地球温暖化の影響が及び、永久凍土の気配すら感じられなくなっていると、科学者のセルゲイ・ジモフ氏(66)は言う。
中国大陸の海岸から約3キロ、台湾が統治する金門島の岩山をチェン・インウェンさん(50)は大股で上っていく。そして、兵士だった頃、接近しすぎた中国漁船に向けて射撃していた様子を再現してくれた。
アフガニスタンの首都カブールにある大規模な孤児院。ここでプログラム・ディレクターを務めるアフマド・カリル・マヤン氏(40)によると、孤児院の資金は底を突きつつあり、毎週子どもたちに与えている果物や肉の量を減らしているという。
吹きさらしの道を歩き、岩山に囲まれた入り江を船で渡ることおよそ半時間。ディエゴ・ゲレロ君は、チリ南部の寒村にある学校に到着する。そこでようやく、彼はインターネットにアクセスできるようになる。
五輪の撮影は、華やかなことばかりではない。競技会場の往復にはうんざりするほど時間がかかるし、新型コロナウイルス対策のルールもきっちり守らなくてはならない。機材のセッティングも面倒だ。しかし、最高の1枚をものにできたときは大いに興奮する。
ドキュメンタリー映像作家のキウィ・チョウ氏は、先日香港の歩行者用トンネルを歩いていたとき、違法広告を剥がした清掃員が、壁に残った接着剤を剥がしてモップで拭いている様子に目を留めた。
近年、祝日に新疆ウイグル自治区を訪れる観光客は、テーマパーク式の観光センターで紹介されるウイグル族のイスラム文化を堪能する。だが目と鼻の先には、厳重な治安維持と国家による監視体制の兆候がちらついている。
東京五輪・パラリンピックの開幕まで100日となった今年4月、東京タワーや新国立競技場をはじめ、都内のランドマークがオリンピックカラーで一斉にライトアップされた。その夜はあいにくの雨。日本の首都を照らす5色の光はかすんでいた。
当時11才だったダニエラさんは、医師から「あと6─7年しか生きられないだろう」と告げられた。体重は75キロ、その年齢の推奨体重の約2倍だ。ダニエラさんが医師の診察を受けたのは、軽度の心臓発作を起こしたことがきっかけだった。
午前中、ゴビ砂漠の周縁部の砂丘で苗木を植える作業に汗を流した農家のワン・ティアンチャンさん(78)。小屋から3本の弦を張った楽器を取り出すと、真昼の灼熱の太陽の下、演奏を始めた。