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コラム:インフレ退治の代償、FRBの想定超えれば政治に「火中の栗」 2022年 09月 22日

[ニューヨーク 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)は、インフレを退治するための代償を具体的に描写して見せた。それは数年にわたるさえない経済成長と100万人余りの新たな失業者を発生させることだ。こうした事態が物価高騰を抑え込むのに必要な全てであるなら、甘受する価値があるコストと言える。ただFRBのパウエル議長の見立てが間違っている場合、そのツケはバイデン大統領と議会に回ってくる。記事の全文

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コラム:オイルマネー復活でも、西側金融機関へ還流小さい理由 2022年 09月 23日

[ロンドン 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 有力産油国が再び巨額の資金を手にしつつある。だが、1970年代のオイルマネーブームで経験したような恩恵にあずかれると目論んでいる西側の金融機関は、失望を味わうことになる。

米FOMC関連ヘッドライン一覧 2022年 09月 22日

[22日 ロイター] - 《決定事項》 > FRBが3回連続0.75%利上げ、年内もう一段 「制約的」水準維持へ > 〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の会見要旨 > 〔情報BOX〕米FRB金利・経済見通し > 米FOMC声明全文

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コラム:ロシア産石油の価格上限、中印には恩恵より害 2022年 09月 16日

[ムンバイ/ロンドン 15日 BREAKINGVIEWS] - ロシア産石油の取引価格に上限を設ける主要7カ国(G7)の計画は、アジアの大国である中国とインドにとって恩恵より害の方が大きそうだ。両国がG7の措置に加わる場合もそうでない場合も、これは当てはまる。

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コラム:エリザベス女王、英国の脱工業化を支えた「ブランド力」 2022年 09月 9日

[ロンドン 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 英国のエリザベス女王は、同国が苦難を切り抜ける上で多大な貢献をしてきた。8日に96歳で死去した女王が即位した時代の英国は、当時のアチソン米国務長官から「帝国の地位を失ってその役割を見出せないでいる」と辛らつに批評されるほど沈みきった10年のまっただ中だった。それから70年にわたる女王の在位期間は新たな尊厳と安定をもたらし、英国は工業国から世界にさまざまなサービスを提供する国へと脱皮した。

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コラム:強気のプーチン戦略、欧州に巨額エネ危機コスト強いる 2022年 09月 6日

[ロンドン 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ロシアのプーチン大統領がほんの少し動いただけで、欧州はエネルギー安全保障の面で後戻りができない地点に達した。

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コラム:ECB、「パニック利上げ」を回避すべき理由 2022年 09月 5日

[ロンドン 2日 ロイター BREAKINGVIEWS] - インフレとリセッション(景気後退)リスクの板挟みとなった欧州中央銀行(ECB)は、インフレ高騰に歯止めをかけるために利上げを進める道を選んだ。問題はそのスピードと幅だ。ユーロ圏が来年、深刻な景気減速に陥ると懸念される中、8日の理事会であまりに大幅な利上げを実施すれば、ECBはインフレ退治のためにパニックを起こしていると思われるかもしれない。

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コラム:米消費者、インフレに苦しむ世界経済に救いの手 2022年 09月 4日

[ワシントン 30日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国の消費者が世界経済に救いの手を差し伸べている。世界金融危機の2009年、動揺する世界の下支え役として、企業は中国を頼りにした。今回、多くの国が数十年ぶりの高インフレに見舞われる中、企業は米国に世界経済の救済という力仕事を期待している。中国における新型コロナウイルス感染拡大阻止のためのロックダウン(都市封鎖)や戦争の影響を受けてはいるが、それでも消費は底堅い。

ジャクソンホール会議関連ヘッドライン一覧 2022年 08月 29日

[東京 29日 ロイター] - 《講演・発表内容》 > WRAPUP 1-FRB議長、インフレ抑制まで利上げ継続表明 他の当局者も支持 > UPDATE 3-インフレ抑制まで金融引き締め必要、「痛み」伴っても=米FRB議長 > 9月利上げ幅はインフレ指標で判断=米クリーブランド連銀総裁 > 米引き締めで景気後退でも「小幅にとどまる」=フィラデルフィア連銀総裁 > FRB議長、利上げによる雇用失速の可能性を伝達=アトランタ連銀総裁 > FRB、金利4%超に引き上げる必要=クリーブランド連銀総裁 > 世界の中銀は景気後退恐れず強力なインフレ対応を=ECB専務理事 > 9月の大幅利上げ、ECB高官が相次ぎ主張 > 各国中銀、インフレに厳しい態度で臨む必要=IMF筆頭副専務理事 > EXCLUSIVE-韓国、米より早期の引き締め終了の可能性低い=中銀総裁 > スイス中銀、現行の物価目標修正の必要ない=総裁 > 各国中銀、財政政策の改善なければインフレ抑制困難=米研究 > 米労働市場は失業率が示す以上に逼迫か、勤務時間減少で=研究

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コラム:FRB議長のメッセージ、消費者や企業にも届くか 2022年 08月 29日

[ワシントン 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は26日のカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、遠回しな表現で自らの考えを伝える道を選ばなかった。

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コラム:中国の消費回復は容易ならず、ロックダウンの恐怖まん延 2022年 08月 27日

[香港 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ロックダウン(都市封鎖)の実施と解除が繰り返されている中国は、「傷」が癒えるのに時間がかかっている。電子商取引大手JDドットコム(京東商城)とスマートフォン(スマホ)メーカーの小米科技(シャオミ)の四半期決算からは、消費者が非必需品の購入を控えている様子が読み取れ、消費が急速に回復するとの期待は打ち砕かれた。消費の回復は政府の見込みよりも遅れる可能性がある。

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コラム:パウエル氏、1年前の誤った物価認識が「けがの功名」に 2022年 08月 26日

[ワシントン 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日にカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で予定している講演は、間違いを正す良い機会と言える。昨年の同会議でパウエル氏は、既に起きていた物価上昇に利上げでは対応しない方針を正当化するため、「インフレは一時的」とする誤った認識を示した。ただこのしくじりは「けがの功名」になった。

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コラム:米の再生エネ移行加速、他国の脱炭素化を阻害も 2022年 08月 22日

[ムンバイ 18日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国によるクリーンエネルギーへの移行加速の取り組みは、他の温室効果ガス排出大国の脱炭素化努力を阻害する公算が大きい。

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コラム:中国、中央政府の財政出動急務 「出し惜しみ」は危険 2022年 08月 17日

[香港 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 何かあっても必ず「出し惜しみ」をするのは、非常に代償の大きな習慣と言える。中国経済が悪化を続けているというのに、政府はそれに歯止めをかけるために幾つかの政策的なブレーキを解除するのをためらっている。15日には、特に企業借り入れや若者の失業率など一連の指標が失望を誘う内容だったことを受け、人民銀行(中央銀行)が2つの政策金利引き下げに動いた。これは効果がないだろうが、政府はなお財政出動に消極的だ。

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ロイターBreakingviewsは、重要な争点となるべき金融に関する知見を提供する世界有数の情報源です。1999年にBreakingviews.comとして設立。2009年にトムソン・ロイターが買収、金融コメンタリ―部門としてロイターブランドの一員となりました。日々の主要金融ニュースについて、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロンドン、パリ、マドリード、香港、北京、シンガポールに駐在するコラムニストが、専門的な分析を提供します。

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特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算

[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。

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特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

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特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

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震災10年:「あの時、なぜ救えなかったのか」、遺族が抱き続ける悔悟と葛藤

[陸前高田(岩手県) 10日 ロイター] - 「磨さん 薄よごれた軍手、そして穴のあいた靴。まだ温もりがあるような気がして...帰って来た時に俺の気に入りの靴どうしたんだれと大騒ぎされそうなので、そのまま玄関に磨かないで置いときます」(熊谷幸子さんから亡き夫への手紙。原文のまま)

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