エディション:
日本

Breakingviews

Photo

コラム:「石油消費国カルテル」誕生、長期的に大きな影響力も 2021年 11月 25日

[ニューヨーク 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - バイデン米大統領は戦略石油備蓄を活用し、中国やインド、日本、韓国、英国と協調してエネルギー価格高騰を和らげようとしている。備蓄放出は恐らく1億バレルに届かず、規模が小さいため効果も一時的にとどまるだろう。記事の全文

Photo

コラム:バイデン氏、政策の「矛盾」が供給網問題の障害に 2021年 11月 21日

[ワシントン 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - バイデン米大統領が供給網に関するジレンマの打開策を探そうとするなら、客観的に自分自身を見直してみれば良い。バイデン氏は数々の供給制約を緩和したがっているが、自ら打ち出した政策の一部がその妨げになっている。追求する目標同士がぶつかり合っており、このままでは消費者物価の高騰をすぐに解決する方法が見当たらない。

Photo

コラム:台湾TSMC、製造拠点拡大で優位に陰りも 2021年 11月 14日

[香港 12日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は着実に自分の世界を広げている。先日、ソニー子会社と共同で日本に70億ドル規模の工場を建設することで合意し、他の地域でも同様の計画を立てている。生産拠点の分散化は地政学的リスクを防ぐのには有効だが、財務面で体力が奪われる危険もはらむ。

Photo

コラム:テスラ、米政府の税優遇排除は「かすり傷」 2021年 11月 13日

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、バイデン政権が打ち出したEV税優遇策の対象から外れるが、同社ならこれを軽々と乗り越えられるはずだ。政権の大型歳出法案には、労働組合のある工場で製造されたEVに絞った税優遇策が盛り込まれており、テスラ車は条件を満たさない。しかしイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)には他にも成功の原動力があり、その筆頭が中国だ。

Photo

コラム:GEの3分割、理論上は妥当だが問題は「有言実行」 2021年 11月 10日

[ニューヨーク 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のローレンス・カルプ最高経営責任者(CEO)は自らの経営スタイルについて「常識、それを強力に実行に移すことだ」と語ってきた。GEを3分割するというカルプ氏の計画は常識的な選択に見えるが、実行に移すのは遅くなった。

Photo

コラム:米雇用統計、FRB議長には労働参加率の低迷が問題 2021年 11月 9日

[ワシントン 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は労働市場に関して、大きく制御していないが、大きな責任を負っている。10月の米雇用統計では雇用者数がしっかりと増え、失業率は4.6%に改善した。だが、働いている人と職を探している人の比率は前月比で横ばいとなり、この比率は黒人の間では低下した。その問題が物価上昇と相まって難しい状況をつくり出している。パウエル氏はその状況をつくり出す手助けをしたのだが、修復するのには苦労しそうだ。

Photo

コラム:英中銀、利上げ経路巡る市場との対話は苦難の道 2021年 11月 7日

[ロンドン 4日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 利上げ経路を巡る中央銀行と金融市場の攻防に、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁が新たに参戦してきた。ベイリー氏は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長や欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁と同じく、政策金利は市場が示唆するほど前のめりに上昇していかないのだ、と投資家を説得しようとしている。だがベイリー氏の主張は、市場に受け入れてもらうのが最も難しいかもしれない。

Photo

コラム:インドのZ世代を狙え、暗号資産が金融アプリの主戦場に 2021年 11月 6日

[ムンバイ 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - インドでは、ビットコインやイーサリアム、ドージコインといった暗号資産(仮想通貨)を買う方が、アプリでピザを頼むより手っ取り早くできる。スタートアップ企業が次世代投資家を引き寄せようとしのぎを削っているからだ。

Photo

コラム:パウエル氏のFRB議長続投、実現率が高そうな情勢 2021年 11月 6日

[ワシントン 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 時には予測可能な選択肢が最善の手になる。バイデン米大統領にとって、連邦準備理事会(FRB)の次期議長に改めてジェローム・パウエル氏を指名するのがそれに当てはまる。パウエル氏の指名人事は恐らく、上院で大した異論が出ずに承認される。それでバイデン氏は別の政策実現に向けた取り組みに専念できるだろう。

Photo

コラム:アマゾン支える若者人気、社会問題への配慮必要に 2021年 10月 29日

[ワシントン 28日 ロイター BREAKINGVIEWS] - IT(情報技術)業界で長命を保つには若者世代を大事しなければならない。そしてアマゾン・ドット・コムはこの課題に十分留意している。

Photo

コラム:フェイスブック社名変更、イメージ回復なるか 2021年 10月 29日

[ニューヨーク 28日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 巨大な仮想現実空間(メタバース)が、現実ではないにせよ名前の上では出現した。米フェイスブック(FB)は、このメタバース実現に力を注いでいるザッカーバーグ創業者兼最高経営責任者(CEO)の姿勢を反映し、今後「Meta(メタ)」に社名が変わる。もっとも現時点では、社名変更はすっかり色あせたFBのブランドイメージを覆い隠すという意味合いがほとんどだ。 | ビデオ

Photo

コラム:決算絶好調のグーグル、反トラスト法訴訟の落とし穴も 2021年 10月 28日

[ワシントン 26日 ロイター Breakingviews] - 米グーグルの持ち株会社アルファベットが反トラスト法(独占禁止法)当局から狙われていることを、投資家はつい忘れがちだ。同社は景気回復の波に乗り、第3・四半期決算で売上高を41%も伸ばした。株価は競合企業をしのぐ上昇ぶりだし、米当局の怒りはフェイスブックに照準が定められている。しかし、規制当局による調査に弱いのはむしろ、ソーシャルメディアより検索エンジンであることを忘れてはならない。

Photo

コラム:米フェイスブックのメタバース重視は「的外れ」 2021年 10月 27日

[ニューヨーク 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は投資家をメタバース(巨大仮想現実空間)の深みに引き込もうとしている。25日に四半期決算を発表したフェイスブックは、決算の発表方法を変更し、拡張現実(AR)への取り組みやその先の事業展開において、財務情報の開示を拡充する方針を示した。何であれ透明性が高まるのは歓迎すべきことだが、今回の変更では画像共有アプリ「インスタグラム」などより重要な事業の情報を出すのを避けている。

Photo

コラム:中国製品に値上げラッシュの兆し、迫るインフレの足音 2021年 10月 24日

[香港 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国から安価な製品を購入するのが当たり前になっていた世界中の消費者は、この年末商戦期に衝撃を受けるかもしれない。中国の消費者物価指数(CPI)は、コモディティー価格高騰にもかかわらず横ばいを維持しているが、エネルギー危機と堅調な輸出需要を受け、限界まで我慢していた中国メーカーが国内外でいよいよコストを販売価格に転嫁するリスクが高まっているからだ。  

ロイターBREAKINGVIEWSについて

ロイターBreakingviewsは、重要な争点となるべき金融に関する知見を提供する世界有数の情報源です。1999年にBreakingviews.comとして設立。2009年にトムソン・ロイターが買収、金融コメンタリ―部門としてロイターブランドの一員となりました。日々の主要金融ニュースについて、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロンドン、パリ、マドリード、香港、北京、シンガポールに駐在するコラムニストが、専門的な分析を提供します。

英文での最新コラムを掲載した電子メールの定期購読を含め、breakingviews.comの解説や分析(英語)をすべてご覧になりたい方は、sales@breakingviews.comまでご連絡ください。

Photo

特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算

[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。

Photo

特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

Photo

特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

Photo

震災10年:「あの時、なぜ救えなかったのか」、遺族が抱き続ける悔悟と葛藤

[陸前高田(岩手県) 10日 ロイター] - 「磨さん 薄よごれた軍手、そして穴のあいた靴。まだ温もりがあるような気がして...帰って来た時に俺の気に入りの靴どうしたんだれと大騒ぎされそうなので、そのまま玄関に磨かないで置いときます」(熊谷幸子さんから亡き夫への手紙。原文のまま)

トップセクション