エディション:
日本

Breakingviews

Photo

コラム:主要中銀、物価上昇「一時的」主張は現実とかい離 2021年 09月 25日

[ロンドン 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 主要中央銀行当局者は「一時的(transitory)」という形容詞を好んで使うが、多用しすぎではないか。記事の全文

Photo

コラム:USバンコープのMUFG傘下銀買収、米金融界に望ましい訳 2021年 09月 23日

[ニューヨーク 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ウォール街が行動を起こす動機に不信感を持つ政治家は、巨大銀行の台頭について険悪な口調で警鐘を鳴らしている。その意味で、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のMUFGユニオンバンクを80億ドルで買収する、と21日に発表した地銀最大手USバンコープ に対しても、彼らが厳しい態度を取るのは間違いない。

Photo

コラム:潜水艦巡る豪米英と仏の対立、幅広い国際問題に影響か 2021年 09月 22日

[メルボルン 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 少なく見積もって400億ドル相当の契約を失うのは、どんな場合でも痛い。しかも契約を奪ったのがほかならぬ友人なら、そのいら立ちがいかほどかは想像に難くない。豪米英3カ国が新たな安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づいてオーストラリアの原子力潜水艦導入を支援すると決め、オーストラリアがフランスとの潜水艦共同開発を破棄した結果、フランスが怒り心頭に発したのはこのためだ。その意味で今回の問題は、破棄された契約が高額とはいえ、詰まるところ当事者間の内輪もめにも見える。しかしながら、実際には影響が広い範囲に拡散する可能性がある。 | ビデオ

Photo

コラム:中華圏の理財商品相互取引に外銀が熱視線、収益化には時間も 2021年 09月 15日

[香港 13日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国事業で利益を生み出すまでには時間がかかる――。外国銀行は何度もつらい思いをしてこうした教訓を学び取ってきたが、彼らの熱気は決して冷めていない。

Photo

コラム:ソフトバンクGに自社株買いの思惑、見当外れとなるリスクも 2021年 09月 9日

[香港 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループ(SBG)の株価は7日に独通信大手ドイツテレコムとの戦略提携を発表して以来、20%近く急騰している。SBGは保有する米Tモバイル株の一部と引き換えにドイツテレコム株を取得するのに加え、Tモバイル株を追加売却して約24億ドルの収入を得る見通し。この売却収入が、孫正義会長兼社長が近く自社株買いに動くとの期待につながった。ただ、その規模については投資家の思惑が外れるリスクが伴う。

Photo

コラム:北京新証取構想に潜む取引所「共食い」リスク 2021年 09月 8日

[香港 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ピカピカの新しいシステムが、古い問題の最適解とは限らない。先週、習近平国家主席が発表した北京証券取引所設立計画は、中小企業の資金調達を支援するのを企図している。その目的は立派だが、中国としては4回目の試みで、既存の証券取引所から流動性と関心を奪うリスクがある。

Photo

コラム:巨大ハリケーン「アイダ」、GDPで換算できない長期的悪影響 2021年 09月 2日

[ニューヨーク 31日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 大型ハリケーン「アイダ」が米本土に上陸した8月29日の時点で、風速は時速150マイル超に達し、これまで米国に襲来した中で最大のハリケーンの1つとなった。上陸地点だったルイジアナ州だけで、8月31日朝に停電していた家庭や事業者は推計100万件を上回り、一部は電力復旧に何週間もかかる可能性がある。米国を襲った過去のハリケーンの経緯を踏まえれば、この災害は米経済成長には影響はないと推測できる。だがそうした見方では、もっと大きな構図がほとんど視界に入らなくなる。

Photo

コラム:コロナ長引き企業出張に寒風、航空・ホテルに決め手なく 2021年 08月 31日

[ロンドン 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 企業出張は、旅行関連業界にとって苦境をもたらすだけの存在になろうとしている。企業が航空機のビジネスクラスやホテルのスイートルームに向けるコストは、新型コロナウイルスのパンデミック前に戻るまでには10年かかるかもしれないと、業界の首脳らは認めている。

Photo

コラム:中国スマホの小米、半導体の内製化に王手 2021年 08月 30日

[香港 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国のスマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)は、半導体チップを自社生産化する準備がほぼ整った。第2・四半期に出荷したスマホは5300万台と米アップルを抜き、韓国サムスン電子に次いで世界第2位。企業規模が拡大した上、中国政府による支援も期待できることから、雷軍(レイ・ジュン)最高経営責任者(CEO)は半導体の内製化という夢に近づきそうだ。

Photo

コラム:習主席が所得再配分に本腰、始まりは富裕層へのムチ 2021年 08月 20日

[香港 18日 ロイター Breakingviews] - 中国の習近平国家主席が、富の再配分計画の具体化に乗り出した。17日の共産党中央財経委員会で示した声明によると、習氏は「不当な所得」を抑制し、賃金を引き上げ、中所得層を拡大したい意向だ。

Photo

コラム:米国が手を引くアフガン、中国に課せられた重い「使命」 2021年 08月 18日

[香港 16日 ロイター Breakingviews] - 米国が支援してきたアフガニスタンの民主政権崩壊は、中国の指導体制にとって歴史的な重大局面だ。習近平国家主席はずっと前から、アジアの安全保障はアジア人に任せるべきだと主張してきた。そこで今、中国が迫られているのは、アフガニスタンの経済的な安定を後押ししながら、近隣への投資を守ることができると証明することだ。習氏は数多くの大きな課題を抱えたと言える。

Photo

コラム:EV用電池に賭けたインドネシア、前途に暗雲も 2021年 08月 16日

[香港 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - インドネシアは、電気自動車(EV)ブームの流れに乗ろうとしている。LG化学や現代自動車グループなどの企業は、地元の天然資源を容易に確保できるインドネシアで電池工場を設立する。EV業界の世界的サプライチェーン(供給網)に割り込もうとするインドネシアの努力が実を結んだ形だ。

Photo

コラム:長期的視点強調の孫会長、投資家と食い違う時間軸 2021年 08月 11日

[香港 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループ(SBG)が10日に開いた4─6月期決算説明会で投資家が期待したのは、純資産価値の半分ほどで推移する株価対策が語られる展開だった。ところが、孫正義会長兼社長は「ビジョン・ファンド」の出資先企業や人工知能(AI)関連投資の長期的な可能性を盛んにアピールした。それらのどれかはいずれ目の前の課題を解決してくれるかもしれないが、投資家の忍耐は次第に当てにしづらくなるだろう。

Photo

コラム:仮釈放のサムスン電子副会長、待ち構えるM&Aの難題 2021年 08月 11日

[香港 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 韓国サムスン電子は、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の仮釈放によって次章に向けた準備に入った。実質トップの李氏には、早期に釈放されたからには積み上がった巨額の手元資金を派手に投資してほしいとの重圧がのしかかる。一方で、巨体のサムスンが買収を行うとなると創造性を発揮する必要もあり、巧妙な舵取りを迫られそうだ。

ロイターBREAKINGVIEWSについて

ロイターBreakingviewsは、重要な争点となるべき金融に関する知見を提供する世界有数の情報源です。1999年にBreakingviews.comとして設立。2009年にトムソン・ロイターが買収、金融コメンタリ―部門としてロイターブランドの一員となりました。日々の主要金融ニュースについて、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロンドン、パリ、マドリード、香港、北京、シンガポールに駐在するコラムニストが、専門的な分析を提供します。

英文での最新コラムを掲載した電子メールの定期購読を含め、breakingviews.comの解説や分析(英語)をすべてご覧になりたい方は、sales@breakingviews.comまでご連絡ください。

Photo

特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算

[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。

Photo

特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

Photo

特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

Photo

震災10年:「あの時、なぜ救えなかったのか」、遺族が抱き続ける悔悟と葛藤

[陸前高田(岩手県) 10日 ロイター] - 「磨さん 薄よごれた軍手、そして穴のあいた靴。まだ温もりがあるような気がして...帰って来た時に俺の気に入りの靴どうしたんだれと大騒ぎされそうなので、そのまま玄関に磨かないで置いときます」(熊谷幸子さんから亡き夫への手紙。原文のまま)

トップセクション