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コラム:債券と株式、そろって経済見通しをミスリード 2021年 08月 5日

[ロンドン 4日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 債券市場は経済成長が期待外れに終わると告げているが、株式市場はその反対だと言っている。しかし中央銀行が市場に大きく干渉しているため、両市場のシグナルはいずれも頼りにならない。真実は中間にありそうだ。記事の全文

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コラム:銀行の装い強まるドーシー氏の米スクエア、大手行には脅威 2021年 08月 4日

[ワシントン 2日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が率いる米決済サービス大手スクエアが、ウォール街の舞台裏にとどまらず、表側にまで活動の場を広げつつある。「BNPL(バイ・ナウ・ペイ・レイター)」と呼ばれる後払い決済サービスを手掛ける豪アフターペイを290億ドルで買収すると1日に発表したスクエアは、銀行の装いも濃くしている。JPモルガン、シティグループあるいはバンク・オブ・アメリカなどとの唯一の違いは、スクエアには歴史的な経緯による重荷も、分厚い規制も、さまざまな過去の不正記録もないという点だ。大手行はこの脅威を真剣に受け止めざるを得ない。

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コラム:米IPO市場に強まる「供給過剰」、資金分散の弊害も 2021年 08月 2日

[ニューヨーク 30日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 新型コロナウイルスのパンデミックは、世界のサプライチェーン(供給網)を混乱に陥れた。そして、米国の取引所への上場を目指す企業もまた、「供給」の問題を抱えている。新規株式公開(IPO)案件が多過ぎるのだ。新興インターネット証券ロビンフッド・マーケッツの自信満々だったIPOは失敗に終わり、バッテリーメーカーのクラリオス・インターナショナルはIPOを延期した。青果大手ドールは仮条件レンジを引き下げた。他の案件はもっとましな結果だったとはいえ、今は買い手である投資家側に資金の振り向け先を選ぶ余裕が生まれている状況だ。

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コラム:米巨大IT、潤沢資金が自社株買いに集中する切実な理由 2021年 07月 30日

[ワシントン 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米巨大IT企業は、次の買収相手が鏡に映った自分自身だと分かるだろう。グーグルの持ち株会社・アルファベット、アマゾン・ドット・コム、アップル、フェイスブック、マイクロソフト5社の手元資金合計額は6000億ドル前後に上る。売上高も過去最高を更新する中で、投資家は各社にせっかくの稼ぎを有効活用して欲しいと強く望むだろう。ただ、その使い道は、自社株買いの拡大が既定路線になるのではないか。 

米FOMC関連ヘッドライン一覧 2021年 07月 29日

◎COLUMN-〔BREAKINGVIEWS〕FRB、量的緩和の早期縮小開始が妥当な理由 (※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

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コラム:FRB、量的緩和の早期縮小開始が妥当な理由 2021年 07月 29日

[ワシントン 28日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 物価上昇がたとえ一時的だとしても、米連邦準備理事会(FRB)にとって問題である。FRBは28日、コロナ禍から経済が立ち直る過程での物価高騰は長続きしないとの見方を改めて示した。それでも消費者や議会、ホワイトハウスの心中は穏やかではない。そこでFRBが毎月1200億ドル規模で行っている債券買い入れ(量的緩和)を縮小すれば、直接的に消費者物価指数(CPI)上昇圧力に効果を発揮しないまでも、パウエル議長への「援護射撃」にはなる。

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コラム:インフレ読みづらい時の投資戦略、市場の指標に勝るものなし 2021年 07月 28日

[オースティン(米テキサス州) 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 金融市場よりうまくインフレ率を予想しようとしても無駄に終わる。投資家は、消費者物価の見通しを示す市場の指標を活用し、いかにしてその指標が告げる購買力の低下を上回る利益を上げるか、あるいはヘッジするかに注力した方がよい。

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コラム:テスラ、絶好のタイミングで「大人」の仲間入り 2021年 07月 27日

[メルボルン 26日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米電気自動車(EV)大手テスラがついに「大人」の仲間入りを果たした。第2・四半期決算は純利益が初めて10億ドルの大台を突破したが、それだけではない。税引き前利益率は約11%で、とうとうトヨタ自動車やゼネラル・モーターズ(GM)など業界トップと並ぶまでになった。自動車業界が激変する中で、テスラは絶好のタイミングで成人式を迎えた。

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コラム:ヴァージン率いるブランソン氏、宇宙事業は波乱含み 2021年 07月 19日

[ロンドン 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 英富豪リチャード・ブランソン氏が立ち上げたヴァージン・ギャラクティックの事業は本当に宇宙旅行なのか、それとも単なる飛行機の「超高高度」搭乗体験を美化しているだけなのか――。

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コラム:FRB主要幹部、バイデン政権下で大幅変更も 2021年 07月 16日

[ワシントン 14日 ロイター BREAKINGVIEWS] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による半期議会証言は、国内雇用を最大限拡大させるという相変わらずのメッセージを発信しただけで、驚くような内容は見当たらなかった。だがFRBの主要幹部の構成については、この先かなりの変化が生じる可能性がある。

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コラム:中国の過剰債務削減に手詰まり感 GDP予想下回る 2021年 07月 15日

[香港 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国の習近平国家主席が進めてきた過剰債務の削減(デレバレッジ)に手詰まり感が出ている。第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年比7.9%増と、予想を下回った。中小企業の苦境が続いていることが背景だ。

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コラム:中銀デジタル通貨、ECBが米国以上に準備を急ぐ理由 2021年 07月 15日

[ロンドン 14日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 欧州中央銀行(ECB)が、魅力を秘めた世界に足を踏み入れようとしている。ラガルド総裁は14日、独自の中銀デジタル通貨(CBDC)「デジタルユーロ」の発行に向けて2年間の調査を開始すると発表した。ECBは十分に注意しながらも、米連邦準備理事会(FRB)を追い越してCBDCを導入すべき理由がある。

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コラム:暗号資産「荒野のフロンティア」、米ワイオミング州 2021年 07月 12日

[ワシントン 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国の暗号資産(仮想通貨)ビジネスが「西部の荒野」、ワイオミング州に進出した。カウボーイで知られる同州は米連邦準備理事会(FRB)などの米規制当局に先駆け、金融関係のルールを改定して暗号資産ビットコインを扱う新興企業を誘致している。しかし「ビットコイン銀行」の許認可は未踏の領域。同州は暗号資産初のロデオ大会開催地となる。   

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コラム:「データに国境なし」通用せず、米中の締め付けが告げる危険 2021年 07月 7日

[ワシントン 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米中両国政府が、米国に上場する中国企業を代わる代わる痛めつけている。6日には配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)株が20%余り急落。これは中国当局による審査を受け、中国の各アプリストアがディディのアプリ削除を迫られたためだ。株式市場が好調なため、投資家は楽観的になり過ぎているのかもしれない。しかし米中双方が規制強化をほのめかしている以上、両国政府の動きを無視するのは危険が大きい。

ロイターBREAKINGVIEWSについて

ロイターBreakingviewsは、重要な争点となるべき金融に関する知見を提供する世界有数の情報源です。1999年にBreakingviews.comとして設立。2009年にトムソン・ロイターが買収、金融コメンタリ―部門としてロイターブランドの一員となりました。日々の主要金融ニュースについて、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロンドン、パリ、マドリード、香港、北京、シンガポールに駐在するコラムニストが、専門的な分析を提供します。

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特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

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特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

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震災10年:「あの時、なぜ救えなかったのか」、遺族が抱き続ける悔悟と葛藤

[陸前高田(岩手県) 10日 ロイター] - 「磨さん 薄よごれた軍手、そして穴のあいた靴。まだ温もりがあるような気がして...帰って来た時に俺の気に入りの靴どうしたんだれと大騒ぎされそうなので、そのまま玄関に磨かないで置いときます」(熊谷幸子さんから亡き夫への手紙。原文のまま)

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特別リポート:自由を失う香港、引き裂かれる家族と社会の絆

[香港 22日 ロイター] - 香港に立ち並ぶ高層マンションの一室、狭いキッチンに広東料理の濃厚な香りが漂っている。秋の訪れを告げる中秋節の時期、香港では家族や親戚が集まり、月を眺め、月餅や料理を楽しみながら団らんのひと時を共にするのが恒例だ。

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