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コラム:ゼロコロナと抗議デモ、中国当局が招いた「三重の危機」 2022年 11月 29日

[香港 28日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国は新型コロナウイルス感染者急増に対する当局の対応が混乱し、感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策に抗議する行動が、地域的にも社会階層的にも拡大している。政府はパンデミックを封じ込めたと早合点して2年間を無駄にし、自らの過信が招いた経済、医療、政治という「三つ巴」(みつどもえ)の危機に対処する準備が整っていない。記事の全文

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コラム:FTXの破綻、金融システムには好影響も 2022年 11月 16日

[ロンドン 14日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXが経営破綻したことで、仮想通貨業界は危機に陥った。この派手な破綻劇はしかし、金融システム全体にとっては大いに恩恵をもたらすだろう。

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コラム:陰りが見えたNFT人気、低金利時代のあだ花か 2022年 11月 14日

[ロンドン 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ブロックチェーン技術を駆使してデジタル作品の所有権を提供する「非代替性トークン(NFT)」は、近年の投資ブームに陰りが見えている。提唱者たちには残念な形ながら、この資産クラスはパフォーマンス面で不安な兆候をのぞかせ、取引が落ち込んでいるのだ。

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コラム:岐路に立つ中国ゼロコロナ、輸出失速で経済けん引役不在 2022年 11月 10日

[香港 8日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国は10月の輸出が2020年5月以来、初めて0.3%減少した。輸出は弱い内需と不動産市況暴落の埋め合わせに大きく貢献してきたが、主要な欧米市場における需要鈍化の影響がついに表れた。

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コラム:アップル、中国工場の生産トラブルより不安大きい需要減退 2022年 11月 10日

[ニューヨーク 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - アップルをどう評価するかについてはさまざまな尺度がある。直近では、生産を請け負う台湾の鴻海精密工業が、新型コロナウイルスの感染対策に絡んで中国本土の工場で減産する恐れがあるというニュースが飛び込んできた。ただこれは、アップルの消費者に起因する厄介な問題に比べればたいしたことはないように見える。

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コラム:ユーロ圏で物価上昇率に格差、ECBはかじ取り困難に 2022年 11月 3日

[ロンドン 1日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ユーロ圏の金融政策を巡る議論は間もなく一段と紛糾するのではないか。10月の地域全体の消費者物価指数(速報値)は前年比10.7%上昇したが、これでは各国ごとに非常に物価上昇のばらつきがある現実が見えてこない。フランスの前年比上昇率は7%、ドイツは12%、エストニアは22%に達する。そのため欧州中央銀行(ECB)の利上げ政策はある国にとって行き過ぎとなる半面、別の国には不十分になってしまう恐れが出てきているのだ。

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コラム:アマゾンも襲うハイテク業界の逆風、投資家は利益重視へ 2022年 10月 29日

[ニューヨーク 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米アマゾン・ドット・コムが市場から猛攻撃を受けている。27日発表の第3・四半期決算では、北米の売上高とクラウド事業は堅調だった。それにもかかわらず、まもなく本格化する年末商戦期間の純売上高見通しが市場の期待ほど思わしくないとの警告を明らかにしたことで、株式市場では時価総額が約2000億ドルも消えた。投資家が企業価値判断の基準を変えてしまえば、それなりにしっかりした会社であっても苦境に陥ってしまうのだ。

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コラム:スナク英次期首相、乗り切れるのは当座の危機だけか 2022年 10月 25日

[ロンドン 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 英与党保守党が、トラス首相の後任としてスナク元財務相を選ぶという、近年まれに見るほど健全な判断を下した。信頼がゼロになった指導者を、金融市場から総じて好意的に評価されてきた人物と交代させたわけだ。だがスナク氏が首相の座に就いても、英国が切り抜けられるのは当座の危機だけに過ぎない。 | ビデオ

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コラム:香港トップ、人材流出問題で「本丸」のコロナ対策素通り 2022年 10月 20日

[香港 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 香港の人材流出問題の解決は決して複雑なことではない。香港政府トップの李家超行政長官は、不動産購入時の税負担軽減や年収の多い人や高学歴の人を対象にした新たなビザ制度創設といった政策によって、シンガポールなどへの人材流出に歯止めが掛かることを期待している。しかし今回打ち出したのは断片的な措置の寄せ集めにすぎず、外国人流出の最大の原因で、ますます無意味になっている香港の新型コロナウイルス対策には目をつぶっている。

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コラム:サウジが目指すゲーム産業のハブ、原油高で巨額投資 2022年 10月 14日

[ロンドン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 人気のクライムアクションゲーム「グランド・セフト・オートV」の中で麻薬と酒に満ちた架空の都市ロスサントスをさまようプレーヤーが、真っ先にサウジアラビアを思い浮かべることはないだろう。しかし実はサウジは2030年までにゲーム産業の「究極の世界的ハブ」となる計画を加速している。一見突拍子もないように思えるが、それなりの理由がある。

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コラム:ルノー、日産向け出資引き下げは分社化に必要な対価 2022年 10月 11日

[ロンドン 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - フランスの自動車大手ルノーは、前進するためにいったん素早く後退しなければならない。ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)にとって、事業構造を解体する複雑な分社化プロセスを進めるには日産自動車の承認と資金が必要だ。ルノーの日産に対する出資比率引き下げは、その対価として十分な価値がある。

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コラム:「安いマネー」に終止符、露呈する世界の債務問題 2022年 10月 7日

[ロンドン 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 2008年の世界金融危機は、過剰債務の危険を世界に教えたはずだった。しかしその後、債務は膨れあがった。国際通貨基金(IMF)によると、2007年時点で世界の総生産(GDP)に対する政府、企業、家計債務の比率は195%だったが、2020年末には256%に達している。

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コラム:米大手銀の活況幕切れ、リストラ期突入も難しい雇用構造 2022年 10月 3日

[ニューヨーク 30日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ウォール街の大手銀行は、人員削減が必要不可欠になることがある。例えば、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスが債券トレーディングはかつてのような収益源でなくなったという現実を突き付けられた7年前のように。

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コラム:金は輝き失い続ける運命か 実は弱いヘッジ機能 2022年 09月 29日

[ニューヨーク 27日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 10年前に金マニアの投資家に、いずれ疫病が大流行し、欧州で戦争が勃発し、米国のインフレが8%になると告げたらどうしただろうか。しかし金は夢のようなシナリオが現実のものとなったにもかかわらず、今の価格は1オンス=1635ドル前後と、2012年9月から7%ほど下げている。恐らく今後10年間も同じような流れが続くだろう。

ロイターBREAKINGVIEWSについて

ロイターBreakingviewsは、重要な争点となるべき金融に関する知見を提供する世界有数の情報源です。1999年にBreakingviews.comとして設立。2009年にトムソン・ロイターが買収、金融コメンタリ―部門としてロイターブランドの一員となりました。日々の主要金融ニュースについて、ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロンドン、パリ、マドリード、香港、北京、シンガポールに駐在するコラムニストが、専門的な分析を提供します。

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特別リポート:地下司令部の文書でたどる、ロシア軍敗走までの日々

[バラクレヤ(ウクライナ) 26日 ロイター] - ロシア軍の兵士たちは数週間前にこの町から逃げ去った。だが、その痕跡は至る所に残っていた。 | ビデオ

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特別リポート:変わる自動車業界の勢力図、テスラに挑む吉利の勝算

[杭州市(浙江省) 8日 ロイター] - 「ボルボがどれだけの規模の企業かご存知ですか」。フォード・モーターのドン・レクレアー最高財務責任者(CFO)は尋ねた。

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特別リポート:オイルマネーで脱石油、サウジ戦略転換の現実味

[リヤド 23日 ロイター] - 午前3時、スペイン人の生物学者カルロス・ドゥアルテ氏はサウジアラビアの王宮にいた。この国でもっとも権力を持つ人物を未明までずっと待っていた。

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特別リポート:コロナ禍とCO2、炭素循環を極めた女性科学者

[ノリッジ(英国) 26日 ロイター] - カナダのケベックで生まれ、「炭素循環」の研究者として知られるコリーヌ・ルケレ氏は、ロイターのホットリストの上位にランクされた。世界で最も影響力のある環境問題の科学者1000人を取り上げたこのリストで、女性の割合は7人中1人にも満たない。男性が多数を占めるこの分野で性差別を目の当たりにしてきたルケレ氏は、粘り強く奮闘してきた。

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