アジア株式市場サマリー:引け(30日)
By ロイター編集
東南アジア株式市場は大半が上昇。マニラ市場は祝日のため休場。
中国株式市場は小幅高で終了。エネルギー株と金融株が買われる一方、小型株が下げた。香港市場は下落した。
上海総合指数(.SSEC)終値は7.1839ポイント(0.21%)高の3407.3259。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300)終値は18.024ポイント(0.45%)高の3999.055。
香港ハンセン指数(.HSI)終値は49.04ポイント(0.24%)安の2万0041.42。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE)終値は24.88ポイント(0.34%)安の7280.48。
中国市場ではエネルギー株(.CSIEN)が1.3%高、金融株(.CSI300FS)は1.2%高。
北京証取の小型株(.CSI899050)は4.4%下げた。
CITIC証券のストラテジストは来年1月前半は市場が活発になるが後半は国外の波乱要因が増える公算で市場心理が冷えるとの見方を示した。「春節後に政策期待が再び高まると予想される」と述べた。
財政省は30日、公用車の年間調達における新エネルギー車の割合が30%以上、都市部では100%であることが利用促進に寄与すると述べた。
自動車株(.CSI931008)は0.6%高。しかし香港市場では中国電気自動車株が下落し、小鵬汽車(シャオペン)(9868.HK)は5.8%下げた。
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は、引き下げ後の銀行預金準備率の加重平均が6.6%で、主要国の中央銀行と比べるとこの水準はなお「一定の余地」があるとの認識を示した。国営メディアが29日伝えた。
ソウル株式市場は4営業日続落して引けた。韓国政府が株価てこ入れに取り組んだものの、輸出が鈍化し、国内政治の不透明感が広がる中、今年は9.6%安と、主要アジア株式市場では最大の下落率を記録。通貨ウォンも2008年以来の大幅な下落となった。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日終値比5.28ポイント(0.22%)安の2399.49で終了。31日と来年1月1日は休場となる。KOSPIは昨年18.7%高で、20年以来最大の上昇率だった。
政府は今年2月、上場企業の配当増やガバナンス向上を目指し「企業価値向上プログラム」を発表。ただ、トランプ次期米大統領の関税政策への懸念を背景に、ここ数カ月輸出が鈍化したことで効果は薄れた。
今月は戒厳令を巡り尹錫悦大統領の弾劾訴追案が可決され、政治的不透明感が高まってた地合いを悪化させた。
シドニー株式市場は薄商いの中、4営業日ぶりに反落して引けた。金融株と不動産株の下げが重しとなった。
LSEGのデータによると、全体では3億0670万株が取引されたが、これは30日間平均である5億9550万株の半分。
薄商いのなか金融株指数は0.5%安。先週は3.4%高だった。コモンウェルス銀行は0.7%安。大半の銀行、特に四大銀行は年間で約30%高になる見通しだ。
IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏は、投資家が魅力的な配当を好み、かつ中国や関税を巡る懸念から鉱業セクターには手を出したがらないため、銀行株が引き続き「魅力的な投資先」になるだろうと説明した。
不動産株指数は1.8%安。グッドマン・グループは1.4%安。シカモア氏は、米国債利回り上昇が影響していると指摘した。
エネルギー株指数は原油高から上昇。ウッドサイド・エナジーは1%高、サントスは1.7%高。
LSEGデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります ※関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください シドニー市場 ソウル市場 アジア新興国市場
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」