情報BOX:米ウクライナ首脳衝突、欧州首脳らの反応

[28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談し、ロシアへの対応などを巡り厳しい言葉の応酬となった。両首脳はウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、ゼレンスキー氏は署名せずにホワイトハウスを後にした。 もっと見る
欧州首脳らの反応は以下の通り。
●ドイツのショルツ首相
「ウクライナの国民以上に平和を望んでいる者はいない。だからこそわれわれは永続的で公正な平和への道をともに模索している。ウクライナはドイツ、そして欧州に頼ることができる」
●フランスのマクロン大統領
「ロシアは侵略者で、ウクライナは侵略された側だ。3年前、ウクライナを支援し、ロシアに制裁を科したことは正しい措置で、われわれは今後もそれを続ける。『われわれ』とは、米国、欧州、カナダ、日本、そしてその他の多くの人々だ。支援者に感謝し、戦いを続けている人々を尊重する必要がある。なぜなら彼らは尊厳、独立、次世代、そして欧州の安全のために戦っているからだ」
●ロシアのメドベージェフ前大統領
「大統領執務室での猛烈な叱責」
●欧州委員会のフォンデアライエン委員長
「ゼレンスキー氏の尊厳はウクライナ国民の勇気を称賛している。強く勇敢に、恐れずにいてもらいたい。あなたは決して一人ではない」「われわれは公正で永続的な平和のためにあなた方との連携を続ける」
●スペインのサンチェス首相
「スペインはウクライナとともにある」
4月16日、米政府は2022年のロシアによる侵攻以来、ウクライナに提供した支援総額の見積もりを3000億ドルから約1000億ドルに引き下げた。写真は2月、ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領(2025年 ロイター/Brian Snyder)
●ハンガリーのオルバン首相
「強者は平和を、弱者は戦争を生み出す。トランプ米大統領は勇敢に平和のために立ち上がった。トランプ大統領に感謝する!」
●ポーランドのトゥスク首相
「親愛なるゼレンスキー大統領、親愛なるウクライナの友人たち、あなた方は一人ではない」
●欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)
「ウクライナは欧州の一部だ。われわれはウクライナとともにある」「ウクライナが侵略者に対して反撃を続けられるよう、われわれはウクライナへの支援を強化する」「自由世界には新たな指導者が必要であることは明らかだ。この課題に取り組むのはわれわれ欧州人だ」
●イタリアのメローニ首相
「西側諸国の分裂はわれわれを弱体化させ、われわれの文明の衰退を望む人々に有利に働く。権力や影響力の衰退ではなく、文明の基礎となった原則、何よりもまず自由の衰退だ。分裂は誰の利益にもならない。必要なのは、米国、欧州諸国、同盟国が直ちに首脳会談を開き、今後直面するであろう大きな課題にどう対処するのか率直に話し合うことだ。イタリアは数時間以内に提案するつもりだ」
●スターマー英首相の報道官
「首相はウクライナに対する揺るぎない支持を維持し、ウクライナの主権と安全に基づく永続的な平和への道を見つけるために役割を果たしている」
●ノルウェーのストーレ首相
「ホワイトハウスでのやりとりは深刻で落胆させられるものだ。ウクライナは依然として米国の支援を必要としており、ウクライナの安全と将来は米国と欧州にとっても重要だ。ゼレンスキー大統領はウクライナ国内で強い支持を得ており、欧州でも幅広い支持を得ている。彼は非常に厳しく残酷な時期に国民を率いてきた。トランプ氏がゼレンスキー大統領は第3次世界大戦を引き起こしかねないと非難するのは全く理不尽であり。ノルウェーはウクライナの自由を求める闘いを支持する。われわれはトランプ政権がウクライナにおける公正で永続的な平和の重要性も理解してくれることを願う」

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