欧州市場サマリー(30日)

<ロンドン株式市場> 下落して取引を終えた。貴金属株を中心に幅広く下げ、FTSE100種指数(.FTSE), opens new tabは4営業日ぶりに反落した。新年を控えて利益確定の動きも見られた。
中型株で構成するFTSE250種指数(.FTMC), opens new tabは0.41%安。
金価格の値下がりを受けて、FTSE350種貴金属株指数(.FTNMX551030), opens new tabは2.04%安と、3カ月以上ぶりの安値を付けた。個人用品株指数(.FTNMX402040), opens new tabも1.10%下落するなど、多くの主要業種で株価が下落した。
一方、銀行株指数(.FTNMX301010), opens new tabは0.34%、旅行・娯楽関連株指数(.FTNMX405010), opens new tabは0.30%、それぞれ上昇した。
トランプ次期米大統領の掲げる関税政策などを巡る不確実生もあり、投資家は2025年の相場の行方に対して身構えている。リーブス英財務相が24年10月に発表した予算案の影響や、イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策の動向にも関心が集まっている。
株式市場は31日が短縮取引、25年1月1日は休場のため、今週は薄商いが続くとみられる。
ロンドン株式市場:
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。 長期金利の高止まりを背景に、米株市場に追随する形で下落した。STOXX欧州600種テクノロジー株指数(.SX8P), opens new tabは1.46%、ヘルスケア株指数(.SXDP), opens new tabは0.68%とそれぞれ下落。新年を控えて薄商いの中、幅広い業種で売られた。
ドイツ10年債利回りは、米国債利回り上昇に追随し、11月中旬以来の高水準付近で推移した。来年の金融政策を巡る不透明感のほか、トランプ次期米政権が講じる政策がインフレを誘発しかねないとの懸念が投資家心理を圧迫した。
米国のS&P総合500種(.SPX), opens new tabは2024年に約25%上昇した。
STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabは年間ベースでは5.40%高。ドイツのDAX指数(.GDAXI), opens new tabが18.85%と地域別での上昇率が大きい。一方、フランスのCAC40指数(.FCHI), opens new tabは3.04%下落。財政赤字と政局の混乱への懸念が背景にある。
31日はドイツ、イタリア、スイスの株式市場が休場、英国とフランスの市場が半日取引となる。
欧州株式市場:
<ユーロ圏債券> 域内国債利回りが小幅低下した。ドイツ10年債利回りは27日、2025年の不透明な金融政策と借り入れ見通しを背景に5週間以上ぶりの高水準を付けていた。
ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)低下の2.36%となった。
取引中盤にみられた値動きは、12月の米ダラス連銀製造業景況指数を受けた米債利回りの低下に追随したほか、年末を控えた投資家のポジション調整も影響したとみられる。
16日発表の12月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.5と、11月の48.3から上昇。サービス部門PMIが好不況の分かれ目となる50を上回った。 もっと見る
ドイツ2年債利回りは2bp低下の2.08%。27日の終盤には一時、11月22日以来の高水準を付けていた。
イタリア10年債利回りは3.53%で横ばい。独伊10年債利回り格差は116bpとなった。
年間では、ドイツ10年債利回りは約36bp上昇した一方、2年債利回りは約30bp低下した。
ユーロ圏金融・債券市場:

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