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日産ゴーン会長逮捕

焦点:傷深い「ゴーンの遺産」 日産、追加リストラでも回復懸念

焦点:傷深い「ゴーンの遺産」 日産、追加リストラでも回復懸念

昨年7月に大規模なリストラ計画を発表した日産自動車が早くも追加策を迫られている。新たな対策では、欧米を中心に事務系社員を削減、その他の固定費カットや販売効率化なども進めて数百億円を捻出し、2022年度を目標年次とする営業利益の大幅改善を達成したい考えだ。しかし、カルロス・ゴーン前会長の拡大戦略がもたらした高コスト体質と販売力低下は深刻で、社内には「追加リストラ策でも不十分」との見方が出ている。

コラム:ゴーン被告のジレンマが問う企業文化のグローバル化

コラム:ゴーン被告のジレンマが問う企業文化のグローバル化

[ロンドン 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 「何人たりとも死や負傷、投獄から身を守るための権利を差し出すことはできない」――。ルノー・日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が日本からの逃亡時に楽器箱に隠れながら、17世紀の英哲学者、トマス・ホッブスの言葉を思い浮かべたかどうかは大いに疑わしい。だがホッブスの哲学に照らすなら、ゴーン被告は身の処し方についてのジレンマから簡単に逃げられるかもしれない。

情報BOX:ゴーン被告、逃亡後初会見で何を「自由に」語るか

情報BOX:ゴーン被告、逃亡後初会見で何を「自由に」語るか

日産自動車のカルロス・ゴーン元会長は逃亡先のレバノンで8日午後3時(日本時間同10時)記者会見を開く。2018年11月に金融商品取引法違反容疑で逮捕されて以来初めての生中継による会見で、日本からの逃亡によって「自由に」発言できるようになったとする立場で何を語るのかが注目される。

コラム:日産の新経営陣、「重荷」背負って発進へ

コラム:日産の新経営陣、「重荷」背負って発進へ

[香港 12日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 日産自動車の内田誠・次期社長兼最高経営責任者(CEO)は重い荷物を引き継ぐことになる。2019年4月─9月期(上期)決算では、当期利益が70%超の落ち込みとなり、営業利益率も低下した。経費を削減しても業績悪化を食い止めることができず、通期の業績見通しは再び下方修正された。唯一の朗報は、低い期待の方が簡単に超えられるということだ。

コラム:ゴーン被告の報酬虚偽記載、日米企業文化の違い露わに

コラム:ゴーン被告の報酬虚偽記載、日米企業文化の違い露わに

[ニューヨーク 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 日産自動車と同社前会長カルロス・ゴーン被告はこのほどゴーン被告の報酬の虚偽記載を巡り、米証券取引委員会(SEC)と和解金の支払いなどで合意した。SECが23日に公表した合意内容は、企業経営や投資に関する日米間の文化の違いについて考える有益な材料を提供している。

焦点:社外取動く、日産・西川社長の外堀埋めた退任劇

焦点:社外取動く、日産・西川社長の外堀埋めた退任劇

日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の辞任劇の背景には、取締役会のガバナンス(企業統治)不全に対する、社外取締役らの強い警戒感があった。今後の焦点は後任選びへと移るが、短期間で相次いだトップ交代劇に、市場の見方は一段と厳しくなっている。

焦点:日産、不正報酬でも西川社長留任の方向 後任選定悩ましく

焦点:日産、不正報酬でも西川社長留任の方向 後任選定悩ましく

日産自動車の西川広人社長は9日の取締役会で、株価連動型報酬の不正受領問題による辞任を強く求められることなく、留任する可能性が高い。意図した不正でなく法律違反でもないというのが理由だが、まだ後任が決まらないという事情もにじむ。社員や世間から不正続きの経営陣に対する風当たりが強まる中、西川社長の進退に注目が集まっている。