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政局の行方

立憲民主に初の地方議員

 衆院選に出馬した名古屋市議の辞職に伴う同市東区の市議補欠選挙(欠員1)が19日投開票され、立憲民主党の新人国政直記氏(28)が無所属の元職則竹勅仁氏(52)を破り、初当選した。立憲民主党によると、同党初の地方議員になるという。

行政の無駄、「廃止」1事業のみ

 政府は19日、中央省庁の事業に無駄がないかを有識者が公開で点検する「秋のレビュー」を徳島市で実施し、計4日間の日程を終えた。対象となった9府省46事業のうち、明確に「廃止」と踏み込んだのは文部科学省所管の1事業のみだった。「見直し」を求められた事業への対応を含め、歳出削減に向けた政府の本気度が今後試される。

公明、私立高校無償化を提言へ

 公明党が、教育無償化が中心となる安倍政権の看板政策「人づくり革命」を巡り策定した提言の素案が判明した。衆院選公約として掲げた私立高校授業料の実質無償化の実現が柱。政府が来月8日に閣議決定する「人づくり革命」に関する新たな経済政策パッケージへの反映を目指す。党幹部が19日、明らかにした。

自民党大会、3月下旬に開催へ

 自民党は19日、定期党大会を来年3月下旬に東京都内のホテルで開催する方向で調整に入った。近く党総務会で決定する。党関係者が明らかにした。同党は1月召集の通常国会で憲法改正案を示す方針。党大会で採択する2018年運動方針で、具体的な内容やスケジュールをどこまで絞り込めるかが焦点となる。論議の加速を狙い、党内調整を本格化させる。

加計問題「全情報公開を」

 立憲民主党の長妻昭代表代行は19日のフジテレビ番組で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題を巡り、国民の疑念を解消するため、政府側は全情報を公開すべきだと求めた。「国会に出ていない議事録もいっぱいある。メモも含め全ての情報を出すよう、安倍晋三首相にお願いしたい」と述べた。

新公文書館の建設計画案判明

 政府による新たな国立公文書館の建設計画原案が18日、判明した。当初最大850億円とした建設費用を約480億円に圧縮し、工期も9年半から約1年短縮した。多くの国民に足を運んでもらおうと、歴史的公文書の閲覧ができる企画展示の機能も充実させる。2018年度に具体的な設計に入り、速やかに着工する。政府関係者が明らかにした。

自民、比例連続復活は重複認めず

 自民党は17日、衆院小選挙区で敗れ、2回以上連続して比例代表で復活当選した現職議員に関し、次期衆院選で選挙区と比例代表の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。退路を断って選挙活動に注力するよう促すのが狙いだ。22日の総務会で決定する。党関係者が明らかにした。

首相、改憲案提示向け議論促進

 安倍晋三首相は17日、衆参両院での所信表明演説を終え、自らが意欲を示す憲法改正について、来年1月召集の通常国会での自民党改憲案提示をにらみ、党内議論や公明党との調整を促進したい考えだ。森友、加計学園問題では、野党からの批判をかわし、今国会で幕引きを狙う。週明けの20日に衆院で所信表明に対する各党の代表質問が始まり、論戦が本格化する。