米製造業PMI、1月は13年8カ月ぶり高水準 新規受注が堅調
IHSマークイットが22日公表した1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は59.1と、昨年12月の57.1から上昇し、2007年5月以来13年8カ月ぶりの高水準となった。新規受注が堅調な伸びを示した。ただ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うサプライチェーンの制約により価格が上昇しており、今後数カ月でのインフレ高進を示唆した。
IHSマークイットが22日公表した1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は59.1と、昨年12月の57.1から上昇し、2007年5月以来13年8カ月ぶりの高水準となった。新規受注が堅調な伸びを示した。ただ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うサプライチェーンの制約により価格が上昇しており、今後数カ月でのインフレ高進を示唆した。
全米リアルター協会(NAR)が22日に発表した2020年12月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.7%増の676万戸と、市場予想の2.0%減(655万戸)に反して増加した。ただ、価格上昇と在庫減で住宅販売は今後失速する恐れがある。
IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が47.5となり、前月の49.1から大きく低下した。新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)でサービス部門が大きな打撃を受けた。
IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた3回目のロックダウン(都市封鎖)の影響で大幅に悪化した。
欧州中央銀行(ECB )が22日公表した、ユーロ圏経済に関する四半期の専門家予測調査( SPF)によると、今年の域内総生産(GDP)成長率はプラス4.4 %と、昨年10月調査のプラス5.3%から下方修正された。 来年の成長率はプラス3.7%と、10月時点のプラス2.6%か ら上方修正された。 調査結果は以下の通り。 2021 2022 2023 LONG-TERM GDP growth 4.4% 3.7% 1.9% 1.4% HICP infl. 0.9% 1.3% 1.5% 1.7% (ーからご覧ください)
IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が47.5となり、前月の49.1から大きく低下した。新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)でサービス部門が大きな打撃を受けた。
2020年12月の英小売売上高は予想を大きく下回る伸びにとどまった。新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン後も期待したほど回復しなかった。一方、公的部門の借り入れは予想を若干上回り、今年度初めからの累計は記録的な水準となった。
IHSマークイットが発表した1月の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門が4カ月連続で景況拡大と悪化の節目である50を下回った。新型コロナウイルス感染拡大を受け、経済活動が厳しく制限され、学校も閉鎖されたことが影響した。
IHSマークイットが発表した1月のフランスの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.0と、前月の49.5から低下した。サービス部門の鈍化が製造業部門の伸びを相殺した。
政府は22日、1月の月例経済報告で景気の総括判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる」とし、昨年7月以来7カ月連続で同じ表現を踏襲した。先行きについては「内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要がある」との表現を加筆し、さらなる下振れリスクに留意した。