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株式 -海外

中国・香港株式市場・前場=上昇、財新の製造業PMIを好感

中国株式市場は上昇して前場を終えた。財新/S &Pグローバルがこの日発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想 外に改善したことを受けた。 上海総合指数前場終値は13.8529ポイント(0.43%)高の321 8.4173。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は25.489ポイント(0.67%)高の3824.033。 香港のハンセン指数前場終値は149.20ポイント(0.82%)高の1万 8383.47。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)前場終値は56.67ポイント(0. 92%)高の6220.01。 他のアジア株も大半が上昇。米国の6月利上げ観測が後退し、米国の債務上限停止法 案が下院を通過したことに安堵感が広がった。 財新/S&Pグローバルがこの日発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(P MI)は50.9と、4月の49.5から上昇。横ばい予想に反し、景況悪化と改善の分 かれ目となる50を上回った。国家統計局が前日に発

アジア株式市場サマリー:中盤(1日)

午前のソウル株式市場は続落。半導体株が利益確定売りや前日の米国市場 の関連株安を受け、下げを主導している。 主要銘柄では、半導体大手サムスン電子が0.98%安、SKハイニックスは 2.03%安。 取引された933銘柄のうち、上昇は399銘柄。 外国人投資家は206億ウォン(約1560万ドル)相当の売り越し。 午前のシドニー株式市場は反発。序盤は下落していたものの、米議会下院がデフォルト(債務不履行) 回避に向けた法案を可決したことを受け、投資家心理が改善した。 米下院は政府の債務上限の適用を停止する超党派の法案を賛成多数で可決した。法案は与党民主党が多 数派を占める上院で採決され、可決されれば、バイデン大統領が署名し、成立する見通しだ。 産金株指数は2.3%高。ニュークレスト・マイニングは約3%高。 エネルギー株指数は0.5%高。サントスは一時0.4%上昇した。 金融株指数は0.6%高。ハイテク株指数は1.3%高。 半面、鉱業株指数は0.3%安。BHPグループは一時0

日本企業ADR動向(31日)

<日本企業ADR銘柄> NY市場上場の ADR銘柄 円ドルレート(NY市場の仲値): 139.25 05月31日 コード 銘柄名 NY終値 円換算値 前日比 JP終値 4502 武田薬品工業 15.840000 4411.4 -33.4 4421.0 6758 ソニーグループ 93.700000 13047.7 -147.6 13160.0 7203 トヨタ自動車 136.13000 1895.6 -222.8 1908.5 7267 本田技研工業 28.410000 3956.1

米百貨店ノードストローム、2―4月は予想に反して黒字

米百貨店ノードストロームが31日発表した第1・四半期(2―4月)決算は、調整後1株損益が0.07ドルの黒字となった。アナリスト予想は0.13ドルの赤字。売上高は前年同期の35億7000万ドルから31億8000万ドルに減少したが、アナリスト予想の31億2000万ドルは上回った。

NY市場サマリー(31日)ドル伸び悩み・利回り低下、株下落 FRB当局者発言などで

<為替> ドルが一時付けていた約2カ月ぶり高値から下落。6月の米連邦公開市場 委員会(FOMC)での利上げ見送りを示唆する連邦準備理事会(FRB)当局者の発言 に反応した。 ジェファーソンFRB理事は31日、「次回の会合で利上げを見送れば、FOMCが 追加引き締めの程度について決定する前により多くのデータを見ることができる」と指摘 。FRBが今後の会合で政策金利の据え置きを決定したとしても、金融政策の引き締めが 終了したと受け止めるべきではないとも述べた。 フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は6月FOMCについて、現時点で利上げ の見送りを支持していると述べた。同時に「一時停止というのはしばらく金利を維持する ことを意味する」とし、FRBはある時点で長期にわたり金利を据え置く可能性があるが 、現在そうした時点になっているのかは分からないと述べた。 金利先物市場では、朝方発表された4月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が 予想外に増加したことを受け、6月の利上げ確率が71%となっていたものの、FRB当

UPDATE 1-米国株式市場=下落、雇用動態調査受け投資家に動揺

米国株式市場は下落して取引を終え た。予想外に強い雇用指標が、米連邦準備理事会(FRB)の6月再利 上げを警戒する投資家を動揺させた。 債務上限を巡る合意案の下院での採決がこの日の夜に予定されてい る。大半のアナリストは議会承認を予想しており、バイデン米大統領は 6月5日までに署名できるとの見方を示している。 米労働省が31日発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)は、 求人件数が35万8000件増の1010万件となり、予想外に増加し た。 先物市場では6月13─14日の米連邦公開市場委員会(FO MC)で25ベーシスポイント(bp)の利上げが決まるとの確率が7 0%まで上昇したが、FRB当局者の発言を受けて約32%に低下した 。 FRBのジェファーソン理事は、次回会合で利上げを見送るこ とで、政策当局者は決断を下す前により多くのデータを確認することが できると述べた。フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は現時点で 次回FOMCでの利上げの

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