アジア株式市場サマリー:引け(27日)
香港株式市場は続伸して引けた。春節休暇明けの中国本土市場が高く寄り付くとの期 待が背景。中国本土市場は30日に取引が再開される。 UOBケイヒアンのセールスディレクターは「本土の景気回復期待を背景に、休場明 けの中国市場が高く始まるとの見方が広がった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げの 可能性については、あまり材料視されていない」と述べた。 ヘンダーソン・ランド、CKアセットなど不動産開発株が下落。 2022年の香港の住宅価格は15.6%下落した。前年まで13年連続で上昇していた 。 ソウル株式市場は5営業日続伸して引けた。海外勢の買いに支援され、総合株価指数 (KOSPI)は2022年8月19日以来の高値で終了した。 KOSPIは週間で3.71%上昇し4週続伸した。 海外勢は9693億ウォン相当の買い越し。週間の購入額は2兆5500億ウォン( 約20億7000万ドル)と、13年9月中旬以来の規模となった。 大信証券のアナリ