コラム:中国自動車市場、西側にとって真の懸念は国内勢の実力
[香港 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国に進出した西側自動車メーカーは頭の痛い問題をあれこれ抱えており、中国による政治的な干渉はその1つに過ぎない。欧米自動車大手ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)は先月、中国の合弁事業からの撤退を表明した際、政府の干渉を理由に挙げた。しかし、より深刻な懸念は、中国メーカーの市場シェアがどんどん拡大しており、間もなく海外市場でも大きな脅威となりかねないことの方にある。