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ニュージーランド地震

エルニーニョ現象、程度は弱く短期間の公算=NZ専門家

[ウェリントン 4日 ロイター] ニュージーランド国立水圏大気研究所(NIWA)は4日、南米ペルー沖の赤道付近で海面温度が上昇する「エルニーニョ現象」が発生しているが、その程度は弱く、短期間なものにとどまるとの予想を示した。

エルニーニョは発生しても短命=NZ研究所

 【ウェリントン4日ロイター時事】ニュージーランド水圏大気研究所(NIWA)は4日、熱帯太平洋でエルニーニョ発生の条件が見られるが、エルニーニョになっても小規模で短命に終わる公算が大きいとの見方を示した。エルニーニョは熱帯太平洋の海面の温度が上昇するもので、4~12年ごとに発生する。その影響は世界的で、特に農産物への影響が大きい。 NIWAは「ボーダーライン的なエルニーニョの諸条件が熱帯太平洋に存在しているが、エルニーニョは(南半球での)春と夏の期間に小規模で短命に終わると予想されている」と述べた。海面の温度はエルニーニョとしての条件を上回っているが、貿易風などその他の条件はまだ通常レベルに近いという。 その上でNIWAは、エルニーニョは来年第1四半期(1~3月)に衰える公算が大きいとしている。 エルニーニョになると、アジア太平洋地域の降水量は通常、平均以下にとどまり、農産物の収量が落ち込む恐れがある。また、中南米や米国では平均以上の雨が降る可能性がある。 オーストラリアと日本の科学者らも先に、エルニーニョの条件ができつつあると述べている。一方、インドの当局者は先週、

米のマクマード南極基地で急患=豪の航空機出動へ

 【ロイター8日ロイター時事】米国の南極観測基地で急病人が出たことから、オーストラリアが今週中に航空機を飛ばして患者を病院に運ぶことになった。米国の当局者が8日、明らかにした。 米国の南極観測基地は三つあり、急患が出たのはニュージーランドの南方にあるロス島のマクマード基地。全米科学財団(NSF)によると、搬送に使われる航空機はオーストラリア南極研究プログラムのA319型機で、ニュージーランド・クライストチャーチから同基地の近くにある「ペガサス」と呼ばれる氷上滑走路に向かう。今のところ緊急に使える米国の航空機はないという。 NSFは天候次第では搬送が難しくなるとしている。南極は現在冬で、南極での航空機の離着陸は通常夏しか行われないが、NSFは、同基地でのプロジェクトに参加しているこの米国人は「直ちに外科手術を必要としているようだ」としている。 またNSFは「南極では現在、6カ月間にわたる夜が終わろうとしており、昼ごろには薄明かりが見られ、パイロットはこの時間帯を狙って氷上滑走路に着陸できるだろう」と述べた。オーストラリア政府は声明で、同国は特別医療チームを派遣するとし、明るさ

NZ地震から22日で1年、ショッピング街整備で徐々に活気

[クライストチャーチ 21日 ロイター] 日本人留学生を含む184人が死亡したニュージーランド・クライストチャーチの地震から22日で1年を迎える。今もなお復興作業が進む中、新たなショッピング街が整備されるなど、市は徐々に活気を取り戻している。

NZクライストチャーチ、余震は数十年続く見通し=専門家

[ウェリントン 6日 ロイター] ニュージーランドのクライストチャーチで6日、マグニチュード(M)5.0の揺れを含む2回の地震が発生したが、専門家らは昨年2月に起きた大地震の余震が、向こう数十年続くとの見方を示している。

世界の自然災害での損失額、昨年は過去最高

 【4日ロイター時事】世界最大の再保険会社、ミュンヘン再保険は4日、日本の大震災やニュージーランドの大地震など昨年の世界の自然災害による経済的損失が過去最高の3800億ドル(29兆1000億円)に上ったと発表した。これは前年の倍以上、過去10年間の平均の3倍。この災害に伴う保険金支払額も1050億ドルと、過去最高を記録した。 日本の大震災の保険金は推定350億~400億ドルで、昨年の米国全体の自然災害向け保険金支払額と同水準に達した。ニュージーランド地震の保険金は130億ドル。 昨年の経済的損失額は、ハリケーン「カトリーナ」が米メキシコ湾岸地域に大打撃を与えた2005年に比べて3分の2多い。額は多かったが、世界の死者数は2万7000人にとどまり、前年の29万6000人から急減した。このうち大震災によるものが1万5840人、ブラジルの土砂災害・洪水が1348人、フィリピンでの台風21号(アジア名=ワシ)被害が1257人、タイの土砂災害・洪水が813人、トルコの地震が604人だった。 米国では171件の災害で350億ドルの損失がもたらされた。うち260億ドル近くがサンダーストー

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