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特集アベノミクス

無所属・井出庸生氏が自民入りへ

 無所属の井出庸生衆院議員(長野3区)が自民党入りする意向を同党幹部に伝えていたことが11日、分かった。自民党側は近く入党手続きを始める見通しだ。井出氏は取材に対し「支援者から自民党入りを望む声があった。長く考えてきた上での結論だ」と述べた。

大企業景況感、3年半ぶり低水準

 財務省と内閣府が11日発表した10~12月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス6・2となった。2四半期ぶりに「下降」が「上昇」を上回り、2016年4~6月期以来、3年6カ月ぶりの低水準。製造業はマイナス7・8で、非製造業もマイナス5・3だった。

イージス秋田現行案見直し

 政府は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場への配備計画を見直す方向で検討に入った。政府関係者が10日、明らかにした。住宅密集地に近いことへの批判や、事前調査でミスを重ねた防衛省への地元の反発が根強く、理解を得るのが難しいとの判断に傾いた。菅義偉官房長官も住宅地との距離を考慮するよう既に防衛省に指示。政府が早ければ2025年としている地上イージスの配備時期が、ずれ込む可能性が出てきた。

75歳以上医療費、経済力で負担

 自民党は10日、人生100年時代戦略本部を開き、政府が中旬に取りまとめる全世代型社会保障検討会議の中間報告で焦点となっている医療制度改革を巡り議論した。75歳以上の後期高齢者が現在、医療機関の窓口で払うのは原則1割となっているが、経済力に応じた負担を容認することで一致した。政府は2割へ引き上げる方針で、政府・与党で具体的な制度の在り方を調整する。

引きこもり体制整備に財政支援

 引きこもりや介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭に対応するため、厚生労働省は10日、市区町村の体制整備を促す方針を決めた。医療、介護など制度の縦割りをなくして窓口を一本化し、就労から居場所まで、社会とつながる仕組み作りを進める自治体を財政面で支援する。来年の通常国会に関連法案を提出し、早ければ2021年度から実施する。

野党、国会閉会後も桜見る会追及

 立憲民主党などの野党は10日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、政府に質問書を提出したほか、桜を見る会前日の夕食会の会場となったホテルを視察し、9日の臨時国会閉会後も追及を継続する姿勢をアピールした。

自民党が憲法テーマに講座開催

 自民党は10日、人材発掘や育成を担う党機関「中央政治大学院」(中谷元・学院長)で憲法をテーマとした連続講座を開くと発表した。歴史学者や元自衛隊幹部らを招き、明治憲法の制定過程をはじめとした近現代史を計24回、約1年かけて学ぶ。党所属国会議員や友好団体関係者らが対象で、一般向けにインターネットでも配信する。

桜見る会「調査する考えない」

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「桜を見る会」の招待者名簿を巡り、廃棄された電子データが政府内に残っていないかどうかを改めて調査することはしないと説明した。「紙も電子データも全て削除していると報告を受けており、新たな調査を行うことは考えていない」と述べた。

麻生氏「首相自身でやる覚悟を」

 麻生太郎副総理兼財務相は10日の閣議後の記者会見で、安倍晋三首相(自民党総裁)が意欲を示す憲法改正について「自分でやるという覚悟を決めてやるべきだ」と述べた。残り任期が長くないことを挙げて、自民党総裁4選を目指す必要性についても言及した。