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特集アベノミクス

統一地方選、投票率の最低相次ぐ

 総務省は22日早朝、統一地方選後半戦の平均投票率を発表した。59市長選は47・50%で過去最低となった。283市議選45・57%、東京特別区の20区議選42・63%、66町村長選65・23%、282町村議選59・70%と相次いで最低を更新。前半戦に続いて地方選への関心の低さが示された。

安倍首相「参院選へ引き締め」

 自民党候補が2敗した衆院大阪12区、沖縄3区補欠選挙から一夜明けた22日、安倍晋三首相は「大変残念な結果になった。夏の参院選に向けて自民党の一人一人が結果を胸に刻み、いま一度しっかり身を引き締めて必勝を期したい」と述べた。官邸で記者団に語った。立憲民主党などの野党は、失言が相次いだ長期政権の緩みに厳しい審判が示されたとして攻勢に出る。参院選で勝敗の鍵を握る改選1人区の候補者一本化など、野党共闘の体制構築も急ぐ。

「自民」表記の無所属が落選

 21日投開票の埼玉県三芳町議選で、無所属なのにポスターに「自民党」と読める文字列を掲載した新人桑原宏明氏(33)が落選した。定数15人に対し、16人が立候補していた。

元衆院議員、金沢市議に

 金沢市議選に立候補していた元衆院議員の新人田中美絵子氏(43)が21日、初当選を果たした。同市出身で知名度は高く、街頭演説などで衆院議員を務めた経験を生かして子育て支援に取り組むと訴えた。

衆院補選、自民2敗

 夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙が21日投開票され、大阪12区で日本維新の会の新人藤田文武氏(38)、沖縄3区は野党が支援する無所属新人屋良朝博氏(56)がそれぞれ初当選した。自民党公認候補は両選挙区で落選した。安倍晋三首相が2012年に第2次内閣を発足させた後、自民党が衆参の補選で敗北したのは、不戦敗だった16年の衆院京都3区補選を除けば初めて。安倍政権は与野党の政治決戦となる参院選を前に危機感を募らせる。

衆参同日選「今のところ考えず」

 自民党の二階俊博幹事長は21日、夏の参院選に合わせた衆参同日選の可能性に関し「今のところ考えていない」と述べた。衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙の敗北を受け、党本部で記者団の質問に答えた。

野党、補選「政権不満表れた」

 立憲民主党など野党は21日、衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙での自民党候補敗北を受け「安倍政権への不満や不安が結果に表れた」(立民の福山哲郎幹事長)と歓迎した。夏の参院選での共闘構築に向け、改選1人区の候補一本化の行方が今後の焦点となる。5月の大型連休明けから調整を加速させる。

衆院大阪12区補選は維新

 自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴う衆院大阪12区補欠選挙は21日投開票され、日本維新の会の新人藤田文武氏(38)が、自民党新人北川晋平氏(32)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を確実にした。日本維新は地元組織の政治団体・大阪維新の会が「大阪都構想」推進を掲げて大阪府知事、大阪市長のダブル選で圧勝した勢いを維持し、本拠地で存在感を示した。