焦点:貿易収支を襲う「中国ショック」、戦後最長景気は終焉か
1月貿易統計で対中輸出が前年比マイナス17.4%と大幅に落ち込み、マクロ経済のウオッチャーに「ネガティブ・ショック」が走った。輸出の約2割を占める中国向けの減速が続けば、製造業を中心に設備投資に急ブレーキがかかりかねない。
1月貿易統計で対中輸出が前年比マイナス17.4%と大幅に落ち込み、マクロ経済のウオッチャーに「ネガティブ・ショック」が走った。輸出の約2割を占める中国向けの減速が続けば、製造業を中心に設備投資に急ブレーキがかかりかねない。
台湾の野党・国民党の呉敦義主席が2020年の総統選に勝利する場合に中国との和平合意に署名する可能性があると述べたことを受け、蔡英文総統は20日、台湾は主権と民主主義を損なういかなる合意も受け入れないと表明した。
[香港 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 亥年の中国景気はデータによって強弱さまざまだ。株式市場は強気な一方、社債のデフォルト(債務不履行)は増えている。旧正月休暇の消費は弱いが、1月の輸出は好調だった。
[香港 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - お金では買えないものもある。報道によると、中国は米国からの半導体輸入を増やすと提案した。これは国内で最先端の半導体を製造する構想が試練にさらされていることの証左だ。
[東京 18日] - 北京で行われていた米中通商協議の閣僚級会合が15日終了した。米中双方が歩み寄りの姿勢を示し、互いに「協議は順調だ」などと主張しているものの、最終的に溝は埋まらず、具体的な合意には至らなかったようだ。
中国東北部の黒竜江省ハルビン市で開催されている恒例の氷祭りが、突然のぽかぽか陽気で氷の彫刻が融け始めたことから、予定より10日以上早く終了する事態となった。
中国のゲームコンテンツ規制当局である新聞出版総署が地方機関に対し、新たなビデオゲームの認可申請の回送を停止するよう求めたことが分かった。事情に詳しい関係筋3人が明らかにした。昨年のゲーム認可停止で積み上がっている申請の処理を優先するためという。
中国の経済誌「財経」は19日、米アマゾン・ドット・コムの中国合弁会社が現地の電子商取引会社カオラと統合を協議していると報じた。
中国の王毅国務委員兼外相は19日、北京を訪問中の米国代表団に対し、米国は中国が発展し、繁栄する権利を尊重すべきとの考えを示した。また、中国は対外開放を進めると述べた。
中国人民銀行(中央銀行)は20日、15億元(2億2202万ドル)規模・期間1年の中銀手形スワップを実施するとウェブサイト上で発表した。永久債の流動性を改善し、国内銀行の永久債発行による資金調達を支援するのが狙い。