中国とパキスタン、アフガン援助の「政治的配慮」切り離し要求
中国とパキスタンは8日、アフガニスタンへの人道支援の資金不足を埋めるよう支援国に要求し、支援は「政治的配慮」から切り離されるべきだと訴えた。
中国とパキスタンは8日、アフガニスタンへの人道支援の資金不足を埋めるよう支援国に要求し、支援は「政治的配慮」から切り離されるべきだと訴えた。
国連のファルハン・ハク副報道官は20日、来月1─2日にグテレス国連事務総長が主催してドーハで開催される各国のアフガニスタン特使による非公開会議について、同国で実権を握るイスラム主義組織タリバン暫定政権の国際的な承認が焦点ではないと強調した。
[ワシントン 6日 ロイター] - 米政権は6日、2021年の米軍のアフガニスタン撤退に関する事後報告書の概要を公表し、より多くの時間や資金を投じより多くの米国人を派遣してもアフガンにおける軌道を根本的に変えることが可能だった「兆候はなかった」という認識を示した。
ソフィアさん(22)は、アフガニスタンの首都カブールにある自宅でパソコンを開き、英語のオンライン授業に参加していた。同国では、女子学生が自宅で授業を受けられるよう、オンラインで授業を提供する教育機関が増えつつある。
[ペシャワール/カブール 22日 ロイター] - アフガニスタン北東部で21日夜に発生したマグニチュード(M)6.5の地震で、隣国パキスタンを含めて少なくとも13人が死亡し、90人以上が負傷した。当局者が明らかにした。
柔らかく輝く雪に覆われた山並みが囲むアフガニスタン中部バーミヤン州の小さな村で、アジザ・ラヒミさん(35)は昨年生後まもなく亡くなった息子のことを今も嘆いている。難産にもかかわらず、何の医療措置も受けられなかった。
世界各地で8日、国際女性デーの集会が開かれ、特にアフガニスタンやイランなどでの女性の権利を巡る状況の改善を求めた。アフガニスタンでは少女が教育を受ける権利が奪われ、イランではここ数カ月、スカーフの着用方法が不適切だとして拘束された女性が死亡した事件をきっかけに、女性の権利に関する抗議活動が広がっている。
国連アフガニスタン支援団(UNAMA)トップのローザ・オトゥンバエワ氏は8日、イスラム主義組織タリバン暫定政権による女性の権利侵害を受け、同国への支援や開発の資金が縮小する可能性が高いとの見方を示した。
国際労働機関(ILO)が発表したアフガニスタンの調査によると、2021年8月にイスラム主義組織タリバンが実権を掌握して以後、女性の就業者数が25%減少した。女性の労働や教育に対する規制で状況が悪化したという。
国連は6日、人権理事会で発表した報告で、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンによる女性と少女の処遇が人道犯罪の領域に達している恐れがあると警告した。