台湾中銀、予想外の利上げ 政策金利を12.5bp引き上げ
台湾中央銀行は23日、政策金利を12.5ベーシスポイント(bp)引き上げ1.875%とした。
台湾中央銀行は23日、政策金利を12.5ベーシスポイント(bp)引き上げ1.875%とした。
フィリピン中央銀行は23日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ6.25%とした。
ブラジル政府は22日、今年の中央政府の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字が公式目標を大幅に下回るとの見通しを示した。税収の増加が予想されるとしている。
クレディ・スイスの経営危機は、ウエルスマネジメント(富裕層向け資産総合管理サービス)分野で世界トップに君臨してきたスイスの地位と信頼に深刻なダメージを与えた――。専門家はこう警鐘を鳴らしている。金融システムの安定性や規制、企業統治の面で疑問符がついてしまったからだ。
東京株式市場で日経平均は、前営業日比47円00銭安の2万7419円61銭と、小幅に反落して取引を終えた。欧米の金融システム不安が再燃して米株安となったことを嫌気し、売りが優勢となった。円高も重しになった。一方、指数寄与度の高い半導体関連株が堅調に推移し、下支えになった。
シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)が23日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、民間道路輸送と住居費を除くコア項目の前年比上昇率が前年比5.5%だった。
米連邦準備理事会(FRB)は3月21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.75─5.00%とした。決定は全会一致。ただ、米銀2行の経営破綻を受け金融市場が混乱する中、利上げが近くいったん停止される可能性があることを示唆した。
米連邦準備理事会(FRB)は21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.75─5.00%とした。決定は全会一致。ただ、米銀2行の経営破綻を受け金融市場が混乱する中、利上げが近く一時停止される可能性があることを示唆した。
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル安/円高の130円後半で取引されている。一時130.41円まで下落し、2月10日以来1カ月半ぶり安値を更新した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、市場では追加利上げへの期待がやや後退。国債金利の低下とともに、ドルの上値が重さを増したという。
今年の初めは「厳寒期」にあった暗号資産(仮想通貨)のビットコインだが、わずか3カ月足らずで力を取り戻し、22日には約9カ月ぶりの高値を付けた。年初来の上昇率は70%を超え、他の主要資産をしのいでいる。