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マクロ経済動向

実質GDP2次速報、年率2.7%増に上方修正 設備投資が増加

実質GDP2次速報、年率2.7%増に上方修正 設備投資が増加

内閣府が8日公表した1-3月期実質国内総生産(GDP)2次速報は前期比0.7%増、年率換算2.7%増と、伸び率をそれぞれ1次速報の0.4%、1.6%から上方修正した。個人消費は下振れしたが、自動車関連の在庫積み増しや設備投資の上振れが押し上げ要因となった。

経常収支、4月は1兆8951億円の黒字 市場予想上回る

経常収支、4月は1兆8951億円の黒字 市場予想上回る

財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、4月の経常収支は1兆8951億円の黒字となった。黒字は3カ月連続。ロイターが実施した事前調査の予測中央値は1兆6638億円程度の黒字で、公表された黒字幅は予想を上回った。

賃上げ持続や資産所得拡大、G7の成果も強調 骨太原案きょう提示

政府が骨太原案提示、賃上げ持続や資産所得拡大 6月中旬に決定へ

政府は7日開催した経済財政諮問会議で、新たな「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案を提示した。新時代にふさわしい経済社会を「創造」していく姿を示すとし、持続的な賃上げや金融資産所得拡大に向けた施策を打ち出すことなどを盛り込んだ。岸田文雄首相は同会議であいさつし、6月中旬の決定を目指す方針を示した。