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新興国関連

コラム:中国大富豪の資産に陰り、それでも進む富の集中

[香港 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国富裕層の輝きが昨年、わずかながら衰えた。UBSとPwCが8日公表した調査結果によると、電子商取引最大手アリババ・グループの馬雲(ジャック・マー)会長など中国人大富豪の純資産は12%減少し、世界の大富豪の減少ペースよりも急だった。しかし中国では大富豪の数自体も減っており、ピラミッドの頂点においてすら富の集中が進んでいることを印象付けた。

コラム:アラムコIPO価格は妥協の産物、得するのは誰か

[ロンドン 17日 ロイター BREAKINGVIEWS] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、最適とは言えない妥協を選択した。17日に発表された待望の新規株式公開(IPO)の仮条件レンジでは、誰もが既に知っていた事実が確認された。つまりアラムコにはサウジ政府が当初求めていた2兆ドルの企業価値はないということだ。だが同レンジに基づく1兆6000億―1兆7000億ドルという評価でも、外国投資家にはなお割高過ぎるのではないだろうか。

TikTokの中国バイトダンス、音楽配信でソニーなどと協議=英FT

中国の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック、抖音)を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス・テクノロジー)は、新たな音楽配信サービスの開始に向け、大手音楽レーベルのユニバーサル・ミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナー・ミュージックとライセンス契約を巡る協議を行っている。17日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係筋の話として報じた。

焦点:ドイツの対中輸出に陰り、「蜜月」見直す声も

過去30年間、欧州最大の経済大国であるドイツにとって、自国製の自動車、機械、エンジニアリングツールに対する中国の旺盛な需要は、成長の安定した原動力として、歴代のドイツ政権もその恩恵をありがたく享受してきた。

中国人民銀、最優遇貸出金利を来週引き下げへ 物価高より成長減速を深刻視

中国人民銀行(中央銀行)は、月1回公表しているローンプライムレート(LPR、最優遇貸出金利)を来週20日に公表する。トレーダーやファンドマネジャーは、インフレが高進しているものの、人民銀行は成長減速の方をより深刻に受け止め、8月の導入後3回目の引き下げを発表するとみている。

BRICS首脳会合、保護主義阻止へ協力推進

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会合は14日、世界的に保護主義が台頭するなか、公平で開かれた市場の維持に向けて協力することで一致した。また、貿易摩擦や政治的な不確実性が、貿易、投資、成長に影響を及ぼしているとの懸念を示した。