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コラム:破壊的なドル高の予兆、円売り加速のシナリオ=内田稔氏

6月は主要な中央銀行の引き締めラッシュとなった。米連邦準備理事会(FRB)が、直前に発表された消費者物価指数(CPI)の結果を受け、75bpの利上げに踏み切ったほか、イングランド銀行も5会合続けての利上げを実施した。欧州中央銀行も利上げを宣言しており、9月には中銀預金金利がマイナス圏を脱する。さらに、スイス国立銀行による50bpの利上げは多くの市場参加者のサプライズを誘った。

情報BOX:独原発、運転期間延長は可能か 露天然ガス供給減

ドイツはロシア産天然ガスの供給が完全にストップする場合に備え、原子力発電を含むあらゆる国内電源の活用を検討している。2011年に日本で起きた福島第1原発事故を受け、メルケル前首相は原発の利用停止を約束し、主要な電力会社は今年末までに残る原子炉3基の稼働を停止する準備を進めてきた。

EU首脳会議、ウクライナを「加盟候補国」と承認

欧州連合(EU)首脳会議は23日、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」として正式に認定する方針で合意した。実際のEU加盟には10年以上かかる可能性があるが、EUが旧ソ連諸国に寄り添う姿勢を示す重要なシグナルとなる。

スイス、追加利上げの公算大 インフレ圧力なお存在=中銀総裁

スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は22日、チューリヒ郊外のイベントで、「われわれが出した新たなインフレ見通しを正しく解釈してくれれば、恐らくさらなる利上げのある程度の必要性が見て取れるだろう」と述べ、追加利上げが必要になる可能性が高いことを示唆した。