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外為フォーラムコラム

コラム:真夏の嵐を呼ぶトルコリラと中国人民元=斉藤洋二氏

[東京 16日] - 近頃の金融市場は、デリバティブが駆使され、さまざまなポジションが国境や各市場をまたいで、複合的に積み上がっている。また、AI(人工知能)やアルゴリズムの進化が相まって、大幅な変動が起きやすい。それだけに日々の変動は次々と上書きされ、過去の出来事の記憶は薄らいでいく。

コラム:ドル高予想変更は無用、トルコ危機もガス抜きに=植野大作氏

[東京 14日] - 真夏の外為市場でドル円は上値を削る展開になっている。7月19日に一時113.17円と約6カ月ぶりの高値圏へ上昇したが、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の利上げを批判しながらドル高けん制発言をぶつけてくると急落。「日銀が金融緩和の副作用軽減策を模索している」との観測報道が相次いだことも重しとなり、7月下旬には一時110円台半ばまで売り込まれた。

コラム:日銀の枠組み強化でアベノミクスは「風前の灯火」=嶋津洋樹氏

[東京 10日] - 報道によると、9月の自民党総裁選では安倍晋三首相が優位な状況との見方が多い。筆者は国内政治に必ずしも詳しいわけではないが、古今東西、選挙は現職が有利で、経済が好調な場合はなおさらそうなりやすいという規則性を踏まえれば、特に異論を述べる根拠もない。

コラム:日銀の戦術的「曖昧さ」、いつまで通用するか=岩下真理氏

[東京 13日] - 日銀が7月31日に、「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」を決定してから、2週間が経過しようとしている。声明文では、緩和の長期化を約束する政策金利のフォワードガイダンスを新たに盛り込み、その一方で長期金利の変動幅を許容する文言と副作用に配慮する表現も加えられた。

コラム:国債発行増を察知か、日銀政策修正の本音=木野内栄治氏

[東京 10日] - 日銀は金融政策の持続性の強化を目指した。確かに、上場投資信託(ETF)の買い入れ銘柄変更に関しては一定の目的が果たされたと思うが、わずかだ。さらに、その他の政策微調整に関しては、政策の持続性が十分強化されたとは思えない。