エディション:
日本

外為フォーラムコラム

コラム:日本で実現する「長短金利操作付き財政刺激策」=門間一夫氏

[東京 2日] - 欧州中央銀行(ECB)は、9月の政策理事会で、マイナス金利の深掘りや資産買い入れの再開を軸とする包括的な緩和パッケージを決定した。マイナス金利の深掘りは広く予想されていたが、資産買い入れの再開は微妙な情勢にあった。国債を買い進むのが技術的にも難しくなりつつある中で、あえてそこに踏み込まざるをえないほど経済は悪くない。実際、資産買い入れについては、政策理事会で多くの反対意見があった模様だ。

コラム:米レポ金利高騰、その意味を探る=井上哲也氏

[東京 30日] - 米国でレポ取引(国債等を担保とする短期資金の取引)の金利が高騰した。そのタイミングが、折り悪く金融政策を決定する9月の連邦公開市場委員会(FOMC)と重なったこともあって、現地の市場で様々な波紋を呼んでいる。

コラム:「金利の絶対水準」からドルに底堅さ、運用難の果てに=上野泰也氏

[東京 27日] - 最近の外為市場では、ドルの対円での下落余地が限られる相場展開となっている。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが複数回行われても、それに伴って米国債の利回りが大幅に低下しても、あるいは米国株が「リスクオフ」でときどき急落しても、この地合いに変化がみられない。

コラム:日銀の政策対応余地広がる、10月緩和の鍵握る米中協議

市場が注目していた日米の中銀イベントをこなし、日経平均は2万2000円台を維持し、ドル/円<JPY=EBS>は107円後半から108円台で取引された。懸念された株安・円高は「杞憂」となり、日銀は次回10月会合に向け、政策判断の余地が広がったのではないか。

コラム:中国発デジタル通貨 CBDCの忍び寄る影=大槻奈那氏

[東京 13日] - フェイスブックのリブラ騒動がやや沈静化した8月初旬、暗号資産の世界に別の動揺が走った。中国人民銀行の高官がCBDC、即ち、中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency )の発行準備が整ったと述べたのだ。

コラム:「限界」試すECB緩和、ラガルド氏に託したドラギ総裁の悲願=田中理氏

[東京 13日] - 欧州中央銀行(ECB)は12日、預金ファシリティ金利の10ベーシスポイント(bp)引き下げ、フォワード・ガイダンスの強化(時間条件型から状態条件型への変更)、月額200億ユーロのオープンエンド型(予め終了期限を定めない)資産買い入れの再開、貸し出しが増加した銀行を優遇する長期資金供給オペ(TLTRO3)の条件緩和(10bpの上乗せ金利廃止、オペ期間を2年から3年に変更)、マイナス金利深堀りによる副作用を軽減する金利階層化の導入からなる緩和パッケージを発表した。