コラム:日銀総裁人事、どうするドル/円 政策調整で年内に125円割れも=高島修氏
[東京 9日] - 日銀総裁人事が日本国内のみならず、海外市場でも注目されており、様々な観測記事にドル/円も敏感に反応している。
[東京 9日] - 日銀総裁人事が日本国内のみならず、海外市場でも注目されており、様々な観測記事にドル/円も敏感に反応している。
[東京 9日] - 米国のインフレ率が落ち着きを見せている。昨年12月の消費者物価指数(コアCPI、食料・エネルギーを除く)は前年同月比プラス5.7%と、9月のピークから0.9ポイント低下した。
[東京 6日] - 今年1月下旬に実施されたアンケート調査によると、「日銀総裁の交代から半年程度のうちに金融政策の変更がある」と予想する市場関係者が多い。具体的には、イールドカーブ・コントロール(YCC)における10年物国債金利の目標(現在はゼロ%程度上下0.5%)の撤廃、変動幅の拡大、目標年限の短期化などが予想されている。
[東京 31日] - 2023年のドル円相場は、予測が難しくなりそうだ。昨年は、いわゆる「ワンウェイ(一方通行)」の上昇トレンドが長く続いた。実際、昨年のドル円相場は、そのほとんどを日米実質金利差(10年)の動きで説明することができた。21年7月から22年10月までの日米実質金利差とドル円の相関係数は0.96と、「完全な連動」を示す1.0に極めて近く、ほぼ連動していたと言える。
今年1月18日、日銀は全員一致で現在の金融政策運営の維持を決めた。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のパネル討論で、黒田東彦日銀総裁は改めて金融緩和継続の必要性を強調した。
[東京 27日] - 日銀は、昨年12月にイールドカーブ・コントロール(YCC)における10年国債利回りの誘導レンジを上下0.5%に拡大した後も、金融緩和の継続が必要との考えを維持している。
[東京 26日] - 昨年に続いて今年も、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策が世界の金融市場で最も大きな注目点になっている。昨年12月の利上げ幅は0.5%ポイントにペースダウン。今年2月はさらにペースダウンして0.25%ポイントにとどまる公算が大きい。
[東京 26日] - 間もなく新しい日銀総裁の名前が明らかになる。その人物が取り組むべき金融政策の正常化は、極めて険しい道のりになりそうだ。もしかすると、任期の5年間では足りず、10年以上を要するかもしれない。
[東京 24日] - 外為市場でしばしば投機筋の動向として注目されるIMM通貨先物取引における円ポジションに目をやると、2023年1月17日時点で22.4億ドルの売り越しとなっている。これは、2021年3月9日の週に売り越し(以下ネットショート、45.1億ドル)に転じて以降、最小の売り越し額である。
[東京 23日] - 1月18日に日銀は当社の予想通り、イールドカーブコントロール政策(YCC)を含めた現行政策の維持を決定した。日銀の金融政策に対する追加や変更への期待感の高まりから、先々週は円独歩高の動きだった。