エディション:
日本

外為フォーラムコラム

2022年の視点:ドル高基調続く構造、120円試しも=植野大作氏

[東京 30日] - 時の経つのは早いもので、今年もあと1日で大みそかだ。今年1年を改めて振り返ると、年明け早々の1月初旬、一時102円59銭付近まで下落していたドル/円相場は、その日をボトムに切り返し、11月下旬には一時115円52銭と、2017年1月以来、約4年10カ月ぶりの高値圏まで買い進まれた。

コラム:最強米ドル・最弱円、2022年に変化する予兆=佐々木融氏

[東京 27日] - 2021年もそろそろ終わりに近づいている。為替相場はクリスマス前後は静かになるが、年末年始は比較的動くことが多いため、実際は年を終えてから結果を分析する方が無難だが、とりあえず現時点で2021年を振り返っておきたい。

コラム:米住宅価格過熱へ溜まるマグマ、FRBに新たな試練も=井上哲也氏

[東京 20日] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、先週開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れの減速(テーパリング)ペースを毎月300億ドルへ倍増することを決定し、利上げの前倒しを示唆した背景として、一般物価の高騰が「想定以上」に長期化している点を指摘した。

コラム:2022年のドルは緩やかに下落、1年後の対円は110円割れも=内田稔氏

2021年も残すところわずかとなったところで、新たな変異株「オミクロン株」が市場に混乱と動揺をもたらした。これに限らず、今年は経済活動の正常化が期待されたものの、コロナ禍の収束には至っておらず、サプライチェーンの正常化は想定されたほど進んでいない。秋口以降の資源価格の高騰も、世界的なインフレ懸念を巻き起こした。それに伴い為替相場もめまぐるしい動きをみせた。本稿では、2021年の円相場を振り返るとともに、2022年の主要10通貨(G10)の先行きを概観しておく。

コラム:対インフレ「先手必勝」の米利上げ、株高との併存可能=藤戸則弘氏

[東京 8日] - 「オミクロン株」への警戒感で、世界の市場が動揺している。特に株式や原油を初めとするコモディティ、ハイ・イールド債といったリスク・アセットの下落が大きかった。ダウ工業株30種平均は、11月8日高値3万6565ドルから12月1日安値3万4006ドルまで下落する局面があった。

コラム:来年は2%インフレに接近、それでも日銀が動かない根源的な理由=門間一夫氏

世界中でインフレが問題になっている。日本は例外なのかと言うと、そうでもない。10月の国内企業物価(CGPI)は前年比プラス8.0%、輸入物価は同プラス38.0%と、いずれも41年ぶりの上昇率である。国際商品市況の高騰や円安が背景となっている。

コラム:コロナが作った景気変動、すでに「山」を過ぎた可能性も=鈴木明彦氏

[東京 2日] - 11月30日に内閣府経済社会総合研究所が景気動向指数研究会を開催し、2020年5月を景気の「谷」(暫定的)とするという結論に至った。今回の谷の設定は、波及度、量的な変化、拡張(一般に言うところの回復)・後退期間の長さという3つの判断基準をいずれもクリアしており、議事概要はまだ公表されていないものの、異論が出ることもない決定だったと推測できる。