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外為フォーラムコラム

コラム:希薄化する財政再建意欲、黒字化は見果てぬ夢か=永井靖敏氏

[東京 5日] - 内閣府は1月23日の経済財政諮問会議で、「中長期の経済財政に関する試算」を提出した。同試算は年2回発表されているが、今回は昨年10月12日の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、政府が基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の黒字化目標先送りを正式に表明した後の初試算であることから注目された。

コラム:パウエルFRBはタカ派かハト派か=鈴木敏之氏

[東京 2日] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)新議長の下で、FRBは、前任のイエレン議長時代よりもタカ派になるのか、ハト派になるのか、その見極めは難しい。それは、タカ派とハト派に分類しにくい時代になっているからだ。

コラム:円高とユーロ高、「カップリング」の賞味期限=尾河眞樹氏

[東京 31日] - ドル円相場は年明け早々、110円ちょうどを割り込んで下落した。想定外なのは、年初来、米10年債利回りが2.4%台から2.7%台へと上昇したにもかかわらず、ドルの名目実効為替レート(BIS基準)は2.4%の下落と、ドル安が加速したことだ。

コラム:コインチェック不正流出「真の教訓」=村田雅志氏

[東京 31日] - 仮想通貨取引所コインチェックでの仮想通貨流出事件は、一企業の不祥事として扱われることになりそうだ。ただ、願わくは、日本の企業経営者は、同事件を単なるスキャンダルと捉えず、フィンテックのあり方を確認するきっかけにしてほしいものだ。

コラム:成長と格差拡大、クズネッツ曲線は繰り返すか=河野龍太郎氏

[東京 24日] - 理論上、自然利子率がマイナスの領域まで低下し、長期停滞に陥った経済において、積極的なマクロ経済政策に頼ったままでは、結局のところ、バブルか、大幅なプライマリー財政収支(PB)赤字か、あるいは大幅な経常収支黒字を抱え込むことでしか、完全雇用を達成できず、いずれも持続性に大きく欠ける。

コラム:米当局がドル安を容認してはいけない訳=佐々木融氏

[東京 25日] - ムニューシン米財務長官は24日、「明らかにドル安はわれわれにとり、貿易などの面で良いことだ。(短期的な通貨の価値は)われわれにとって懸念材料ではない」と発言。これを受け、すでに続いていたドル売りの流れが同日の欧米市場で加速した。