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外為フォーラムコラム

コラム:日銀がYCC撤廃を決めても、大幅円高にならない3つの理由=佐々木融氏

[東京 25日] - 10年ぶりに総裁が交代した日銀の最初の会合が、27─28日に開催される。市場では今回の会合での政策変更に対する期待はやや後退しつつあるが、引き続き6月会合でイールドカーブ・コントロール政策(YCC)の変更を行うとの期待は強い。

コラム:4‐6月以降に懸念される米景気後退、避けられない日本株への波紋=藤戸則弘氏

[東京 19日] - 3月米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米景気は年内に「穏やかなリセッション」入りが想定された。既に米エコノミストに対する3月調査では、1年以内に米国がリセッション入りする確率は65%に達していたが、米連邦準備理事会(FRB)も公的に懸念を共有したことになる。

コラム:次の危機の芽は商業用不動産か、ECBが指摘した本音を探る=唐鎌大輔氏

[東京 12日] - シリコンバレー銀行(SⅤB)破綻から1カ月が経過した。「第2次リーマンショック」とはやし立てるムードが強かった破綻直後の状況と比較すれば、金融市場はかなり平静を取り戻しつつあるように見える。だが、依然として「次の危機の芽はどこにあるのか」といった警戒心は強い。