地銀の預金流出、中小企業に悪影響も=ジェファーソンFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事は27日、中小銀行から大手銀への預金流出は、地域金融機関や地銀への依存度が高い中小企業にとりわけ大きな影響を与える可能性があるとの見方を示した。
米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事は27日、中小銀行から大手銀への預金流出は、地域金融機関や地銀への依存度が高い中小企業にとりわけ大きな影響を与える可能性があるとの見方を示した。
[ワシントン 27日 ロイター] - 米銀行規制当局者は28日、最近の銀行破綻後も金融システムは全体として強固な基盤を保っているものの、将来の破綻を防ぐために政策を包括的に見直すと議会で証言する。
米地銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズは27日、経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)を買収すると発表した。SVBの預金、融資債権、一部資産を引き受けることで管財人である米連邦預金保険公社(FDIC)と合意した。
[レキシントン(米バージニア州) 27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事は27日、これまでの利上げが経済やインフレにどれほどの影響を与えたかについて、FRBはまだ把握している最中だと述べた。
東京株式市場で日経平均は、前営業日比91円62銭高の2万7476円87銭と、反発して取引を終えた。金融不安に対する過度な警戒感が和らいだほか、3月期末の配当取りねらいの買いへの思惑が支えになった。一方、米景気懸念もくすぶっており、景気動向に業績が左右されにくいディフェンシブ株が物色された。
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は24日に公表した監査済み財務報告書の中で、財務省に納めた2022年の国庫納付金が760億ドルとなり、21年の1090億ドルから減少したと明らかにした。金利コスト上昇が要因となった。
投資家は、米株式市場が長期間にわたって難局に入ることを覚悟し始めている。銀行セクターが動揺しているのに加え、急激な利上げを進めてきた米連邦準備理事会(FRB)の今後の動きを巡る不透明感が強いためだ。
米株式投資家は足元の資産価格の動揺に際して、近年の株高を主導してきた超大型株の購入という従来の作戦で乗り切ろうとしている。
午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比85円92銭高の2万7471円17銭と、反発した。欧米の金融不安への警戒が和らぎ、前週末の米国市場で主要3指数が上昇した流れを引き継いだ。一方、米半導体株安を受け、東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は朝方から軟調に推移した。
[ワシントン 26日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は26日、最近の銀行セクターへのストレスにより今後見込まれる信用収縮が米経済を景気後退(リセッション)に近づけるとの見方を示した。