G7のロシア産原油価格制強化、エネルギー供給に影響なし=IEA
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、ロシア産原油や石油製品への価格上限をすり抜けようとする動きに、主要7カ国(G7)が対抗策強化を打ち出したことについて、原油および石油製品の供給状況に影響しないとの見通しを示した。
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、ロシア産原油や石油製品への価格上限をすり抜けようとする動きに、主要7カ国(G7)が対抗策強化を打ち出したことについて、原油および石油製品の供給状況に影響しないとの見通しを示した。
[モスクワ 21日 ロイター] - ロシア外務省は21日、主要7カ国(G7)が広島で開催した首脳会合(G7広島サミット)について、「政治化」されたイベントだと指摘するとともに、反ロシア・反中国の声明によって世界の安定を損なっていると非難した。
岸田文雄首相は21日午後、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)終了後の議長国会見で、ゼレンスキー大統領を招いてウクライナへの連帯を示し、法の支配に基づく国際秩序を守る決意を世界に示せたことは「意義深い」と成果を強調した。
主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)は21日、対面で討議に参加したウクライナのゼレンスキー大統領に支援の継続を約束するとともに、対ロシア制裁を強化することで一致して閉幕した。中国に対しては海洋進出などへの強い懸念を示す一方で、建設的な関係を構築する用意があるとのメッセージを出した。
[広島 21日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は21日、主要7カ国(G7)はリスクに配慮しつつ、中国への大規模な投資を継続することになると述べた。
[20日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は20日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳声明に対し、ロシアと中国の「二重封じ込め」を目的としたものだとして反発した。
ウクライナのゼレンスキー大統領が20日午後、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に参加するため広島市に到着した。G7は直後にサミットの成果をまとめた首脳声明を発表し、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援継続を改めて表明した。声明は中国について分量を割き、同国に西側諸国の懸念を直接伝え、安定した関係を構築する用意があると盛り込んだ。