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日韓関係

韓国大統領、岸田首相の関係修復への努力評価

[広島 21日 ロイター] - 韓国の尹錫悦大統領は21日、日本の岸田文雄首相が今月7日の日韓首脳会談で元徴用工問題について「心が痛む」と語ったことについて、多くの韓国国民に反響をもたらしたと述べた。

日米首脳、G7サミットへ協力深化 「核なき世界」へ連携

岸田文雄首相は18日、バイデン米大統領と広島市内で会談し、19日から始まる主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に向けて日米間の緊密な連携を確認した。安全保障や経済にとどまらない協力関係の深化について申し合わせるとともに、インド太平洋や東アジアなど地域情勢について率直に意見交換。首相は「重層的な日米関係を確認する機会になった」と評価した。G7で核兵器のない世界に向けたメッセージの発出で連携することでも一致したという。

日韓財務相、来月韓国で会談へ=関係筋

日韓財務相が5月初めに韓国・仁川で行われるアジア開発銀行(ADB)の年次総会の際に短時間の会談を予定している。複数の関係筋が17日、明らかにした。実現すれば約7年ぶり。日韓関係改善を受けて両国間の協力拡大を目指す。これを受けて早期の本格的な会談を調整する計画もあるという。

日韓の経済安保対話、有志国間の連携重要=西村経産相

西村康稔経済産業相は17日の閣議後会見で、日韓両首脳が半導体の供給網強化などを念頭に経済安全保障に関する協議の立ち上げに合意したことに関連し、半導体分野は「有志国の間で連携を進めていくことが重要」として、具体的な協力分野については今後の議論になるとの見方を示した。

日韓首脳、関係正常化へシャトル外交再開 経済安保対話も創設

日韓両政府は16日午後に首脳会談を開き、相互往来(シャトル外交)を再開することで一致した。安全保障環境が厳しさを増す中、悪化していた関係の改善に踏み出す。北朝鮮の弾道ミサイル情報などを共有する枠組みを正常化するほか、半導体の供給網の強化など経済安全保障について協議する場を新たに設けることでも合意した。