原油先物1%高、空売り筋に対するサウジ・エネ相の警告受け
[ベンガルール 23日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。ガソリン市場が逼迫するとの予測やサウジアラビアのエネルギー相が空売り筋に警告したことを受けた。
[ベンガルール 23日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。ガソリン市場が逼迫するとの予測やサウジアラビアのエネルギー相が空売り筋に警告したことを受けた。
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は23日、来月4日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控え、今後も空売り筋を「痛めつける」と発言、空売り筋に注意を促した。
[東京 23日 ロイター] - アジア時間の原油先物は前日に続き上昇している。季節的なガソリン需要増加や石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産により市場が引き締まるとの見方が背景。ただ、米デフォルト(債務不履行)リスクを巡る懸念から上値は重い。
[ドバイ 22日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のハイサム・アルガイス事務局長は22日、石油・ガス部門への投資不足は長期的に市場のボラティリティーを高め、成長を危うくする恐れがあると、ドバイで開催された中東石油・ガス会議で述べた。
[シンガポール/北京 20日 ロイター] - 中国税関総署が20日発表した統計によると、4月のロシア産原油輸入は前年同月比8.6%増の710万トン(日量173万バレル)となった。小規模な独立系製油所に加え、大手の民間製油所が購入に乗り出したことが背景。
[シンガポール 22日 ロイター] - 22日の原油先物価格は小幅高となっている。ドル軟化やカナダと産油国グループの供給減を受けた。投資家はまた、主要7カ国(G7)によるロシア産原油上限価格厳格実施方針の輸出への影響を見極めようとしている。
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、ロシア産原油や石油製品への価格上限をすり抜けようとする動きに、主要7カ国(G7)が対抗策強化を打ち出したことについて、原油および石油製品の供給状況に影響しないとの見通しを示した。
米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した週間データ(19日までの週)によると、米国内の石油・天然ガスの掘削リグ稼働数は前週比11基減の720基で、2022年5月以来の低水準になった。21年9月以来の大幅減。
共同石油統計イニシアチブ(JODI)が18日公表したデータによると、3月のサウジアラビアの原油輸出量は前月比約1%増の日量752万バレルとなった。2月の日量746万バレルから上向いた。
[19日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物は小幅に下落した。米債務不履行が回避されるとの楽観的な見方からドルが上昇したほか、主要中央銀行の利上げが長引く可能性が意識された。