五輪の観客有無は4月から5月初めに判断とIOC会長、丸川氏が説明
丸川珠代五輪相は25日の衆院予算委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長がIOC理事会後の会見で、東京オリンピックで観客を入れるかどうかの判断は4月から5月初めになるとの見通しを示したと述べた。丸川五輪相はその上で「これはデッドラインという意味で話したのか、その時に決めたいという意味なのか我々はまだ把握していない。これから5者会談に向かってしっかり詰めたい」と語った。
丸川珠代五輪相は25日の衆院予算委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長がIOC理事会後の会見で、東京オリンピックで観客を入れるかどうかの判断は4月から5月初めになるとの見通しを示したと述べた。丸川五輪相はその上で「これはデッドラインという意味で話したのか、その時に決めたいという意味なのか我々はまだ把握していない。これから5者会談に向かってしっかり詰めたい」と語った。
国際オリンピック委員会(IOC)は24日、オーストラリアのブリスベンを2032年夏季五輪の優先候補地に選定したと発表した。
国際オリンピック委員会(IOC)は24日に2032年夏季五輪の優先候補地を発表する。関係筋がロイターに明らかにした。
主要7カ国(G7)の首脳は19日に開いた会議後に声明を出し、今夏に東京五輪・パラリンピックを開催するとした日本の決意に支持を表明した。新型コロナウイルスの感染が世界的に収束しない中、約5カ月後に迫る五輪は開催に向けた不透明感がぬぐえないでいる。
東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の新たな会長に、橋本聖子前五輪相が就任した。女性蔑視発言で辞任した森喜朗前会長の後を継ぎ、残り5カ月余りとなった開会式に向けて舵を取る。五輪相の後任には丸川珠代参院議員が再登板する。
菅義偉首相は18日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の新会長に橋本聖子五輪相が就任することについて「国民や世界から歓迎される安全安心な大会に向け、全力を尽くしていただきたい」と語った。
橋本聖子五輪相は18日午後、東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長候補になったとして、菅義偉首相に国務大臣の辞職願を提出した。菅首相との面会後、橋本氏が官邸で記者団に明らかにした。組織委はこのあと理事会を開き、橋本氏の新会長就任を決定する見通し。
2月のロイター企業調査によると、開催予定まで半年を切った東京五輪・パラリンピックについて「中止」・「再延期」が6割を超えた。新型コロナウイルス感染症への不安が拭いきれず、昨年11月調査で7割近くあった「開催」支持は3分の1強に半減した。
加藤勝信官房長官は17日午後の会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の「候補者検討委員会」が、新たな会長候補を橋本聖子五輪担当相に一本化し就任を要請する方向で調整を進めているとの報道があったことに対し、政府として承知していないとの見解を示した。
加藤勝信官房長官は17日午前の会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会について「人事を含めた運営について透明性のある形で対応している」との認識を示した。