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政局の行方

展望2022:「小動きの円債」は変わらず、焦点は日銀が正常化に進むか

展望2022:「小動きの円債」は変わらず、焦点は日銀が正常化に進むか

2022年の円債市場は、海外に比べて緩やかに動くという見通しに変化はない。FRB(米連邦準備理事会)が利上げできるかは不透明で、海外金利も変動余地を残すが、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策がある限り円債のボラティリティーは低いとみられている。市場の関心は、2023年4月に任期末を控えた黒田東彦日銀総裁が正常化への「道筋」を付けるかに集まり、先取りする動きが出る可能性もある。

2022年の視点:岸田首相の「安倍離れ」と日銀緩和縮小の思惑=上野泰也氏

2022年の視点:岸田首相の「安倍離れ」と日銀緩和縮小の思惑=上野泰也氏

仮にそうなる場合、日銀の次期総裁・副総裁人事にどのような影響が及び、異次元緩和や政府・日銀共同声明に何らかの変化は生じるのか。さまざまな食品の値上げが22年1─3月期を中心に予定されており、エネルギー高に加わる家計への打撃が及ぶ中、「悪い円安」論に乗る形で、岸田首相が「異次元緩和は修正されるべきだ」と考え出すようなことはないのか。

2022年の視点:ドル高基調続く構造、120円試しも=植野大作氏

2022年の視点:ドル高基調続く構造、120円試しも=植野大作氏

[東京 30日] - 時の経つのは早いもので、今年もあと1日で大みそかだ。今年1年を改めて振り返ると、年明け早々の1月初旬、一時102円59銭付近まで下落していたドル/円相場は、その日をボトムに切り返し、11月下旬には一時115円52銭と、2017年1月以来、約4年10カ月ぶりの高値圏まで買い進まれた。

コラム:急浮上する2%物価上昇の現実味、持続性支える3つの要因

コラム:急浮上する2%物価上昇の現実味、持続性支える3つの要因

日本が30年ぶりにデフレの眠りから覚めたのか──。11月全国消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比プラス0.5%だったが、約1.5%ポイントに相当する携帯電話料金の値下げがなければ、日銀の目標2%上昇を達成していたことになる。問題はその持続性で、鍵を握るのはエネルギー価格の動向と来年の春闘で決まる賃上げだ。「逃げ水」だった2%達成の可能性が高まっている。

Japanese Prime Minister Fumio Kishida speaks before the media at his...

アングル:北京五輪の閣僚級派遣見送り、日米首脳会談にらみ首相が決断

政府は来年2月に開会する北京五輪・パラリンピックに閣僚級の政府関係者の派遣を見送ると正式に表明した。中国の人権問題を批判する米英の政治的ボイコットに足並みをそろえた格好だ。自民党内には対中強硬派も多く、早期訪米による首脳会談を実現するために岸田文雄首相が決断した格好だ。

日台与党、半導体分野の全面協力で一致

日台与党、半導体分野の全面協力で一致

自民党と台湾の民主進歩党(民進党)は24日、オンライン会議を開催し、半導体分野の「全面協力」で一致した。定期的に協議を開催することでも合意した。台湾の立法委員が明らかにした。