金融所得課税、引き続き与党などで議論続けていきたい=岸田首相
岸田文雄首相は13日の参院決算委員会で、金融所得課税について、引き続き与党や自民党の税制調査会で議論を続けていきたいと述べた。その上で「まずは所得を引き上げる、合わせて資産所得を活用する、この2つによってできるだけ幅広い層の可処分所得を大きくしてそれを消費につなげる、こうした流れを作っていきたい」と語った。
岸田文雄首相は13日の参院決算委員会で、金融所得課税について、引き続き与党や自民党の税制調査会で議論を続けていきたいと述べた。その上で「まずは所得を引き上げる、合わせて資産所得を活用する、この2つによってできるだけ幅広い層の可処分所得を大きくしてそれを消費につなげる、こうした流れを作っていきたい」と語った。
岸田文雄首相は10日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)で行う基調講演について、世界の平和秩序が大きな挑戦を受ける中、日本がどのような役割を果たせるのか「私の平和へのビジョンを世界に発信したい」と述べた。
岸田文雄首相が、来週後半にも愛知県豊田市のトヨタ自動車本社を訪問する方向で調整していることが分かった。事情を知る政府、業界関係者が明らかにした。国内メディアは、賃上げに向けた取り組みをアピールする狙いがあるとみられるなどと伝えている。
衆院は9日の本会議で、立憲民主党が提出した岸田文雄内閣に対する不信任決議案を否決した。
衆院は9日の本会議で、立憲民主党が提出した細田博之議長に対する不信任決議案を否決した。
日銀が8日発表した5月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比0.7%増の582兆5245億円となった。前年の反動で伸び率は前月の0.9%増から縮小、残高も過去最高だった前月を下回った。資金需要は総じて落ち着いているという。
岸田文雄首相は7日、経済財政諮問会議と新しい資本主義実現会議の合同会議であいさつし、国家安全保障の最終的な担保となる防衛力を5年以内に抜本的に強化すると表明した。
岸田文雄政権初となる骨太方針(経済財政運営の指針)は、官邸主導だった安倍晋三・菅義偉政権下の「政高党低」が崩れ、防衛予算や財政目標を巡って与党自民党主導の修文が目立った。政権与党の意向が政策に反映されやすい状況が続けば、参院選後も歳出圧力を強めそうだ。
政府は7日午後に決定する経済財政運営の指針(骨太方針)に、台湾海峡に関する記述を明記する方針を固めた。「台湾」の文言を骨太方針に盛り込むのは、策定を開始した2001年以降で初めて。自民党が同日午前、方針案を了承した。
岸田文雄首相は3日午後、参院予算委員会の集中審議で、第二次安倍政権発足時に政府と日銀が2%の物価上昇を達成するために交わした「共同声明」について「維持した上で物価対策、成長・分配政策を講じる」と述べた。