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政局の行方

「骨太方針」議論尽くせず簡素化、債務膨張でも財政再建手つかず

焦点:「骨太方針」議論尽くせず簡素化、債務膨張でも財政再建手つかず

目先のコロナ対策に明け暮れたことで、今年の骨太方針はウィズコロナ時代の経済財政の新たな方向性への議論が尽くされないままの内容となりそうだ。昨年同様、経済社会のデジタル化一色の成長モデルが政策項目の大半を占める見込み。コロナ対策で膨張した債務と今後どう付き合っていくのか、財政目標や考え方の見直し議論は時期尚早と先送りされ、財政収支の目標年次が維持されることになりそうだ。

アングル:ポスト安倍で石破氏に勢い、鍵握る麻生氏

アングル:ポスト安倍で石破氏に勢い、鍵握る麻生氏

ポスト安倍を巡る与党内議論が流動化している。首相が後継者として期待してきた岸田文雄政調会長に対する支持が広がりを欠いているためだ。その中で各種世論調査で人気の高い石破茂元幹事長に二階俊博幹事長が支持を明言し、これを菅義偉官房長官も側面支援。次期首相は岸田氏よりも石破氏が有利との見方が与党内で浮上しつつある。これまで安倍首相と共に岸田氏を支持してきた麻生太郎財務相兼副総理の意向が注目されつつある。

秋にも本格経済対策、その後に解散総選挙の可能性も=甘利氏

秋にも本格経済対策、その後に解散総選挙の可能性も=甘利氏

自民党の甘利明税調会長は22日、ロイターとのインタビューで「新型コロナウイルスからの復興に向けて、秋に本格経済対策を打つ予定」だと述べた。第1・2次補正予算は生活や事業の破綻を回避するためのものであり本格的な経済対策を打ち出せていないとの認識を示し、できる範囲の規模を探りつつ3次補正予算を編成していく考えを明らかにした。また、対策発表後には「安倍晋三首相が、衆院解散を行う可能性はゼロではない」とも指摘した。

河井夫妻逮捕の説明責任、「党として対応」=菅官房長官

河井夫妻逮捕の説明責任、「党として対応」=菅官房長官

菅義偉官房長官は19日午前の定例会見で、河井克行前法相と妻の案里参院議員が公職選挙法違反の容疑で逮捕されたことについて「かつて法務大臣を務めて自民党にいた現職国会議員が逮捕されたことは大変遺憾であり、国民の皆さんに深くおわび申し上げなければならない」と陳謝した。説明責任については「党として対応することになる」と述べた。

河井前法相ら逮捕で責任痛感、残された任期を全う=安倍首相

河井前法相ら逮捕で責任痛感、残された任期を全う=安倍首相

安倍晋三首相は18日、通常国会閉会を受けて記者会見し、河井克行前法相と妻の河井案里議員が公職選挙法違反の疑いで逮捕されたことについて「大変遺憾だ。任命した者として責任を痛感しており、国民に深くおわび申し上げる」と陳謝、「自民党総裁として襟を正し、説明責任を果たす」と述べた。同時に来年9月までの任期を全うする決意を改めて強調した。