LNG輸出プロジェクトが続々稼働へ、ガス価格不安定化も
液化天然ガス(LNG)の輸出プロジェクトが向こう5年間に世界中で続々と稼働し、再生可能エネルギーや原子力と需要争奪戦を展開する見通しだ。これらがガス価格を不安定化させ、一部のプロジェクトに打撃を与えかねない事態となっている。
液化天然ガス(LNG)の輸出プロジェクトが向こう5年間に世界中で続々と稼働し、再生可能エネルギーや原子力と需要争奪戦を展開する見通しだ。これらがガス価格を不安定化させ、一部のプロジェクトに打撃を与えかねない事態となっている。
米石油大手コノコフィリップスが米アラスカ州で計画している石油・ガス開発プロジェクト「ウィロー」を米内務省が承認したことを巡り、6つの環境団体が14日、承認の撤回を求める訴訟を起こした。生態系が破壊されやすい地域でのさらなる開発につながる恐れがあると訴えた。
日銀が1月17―18日に開催した金融政策決定会合では、1人の委員から、昨年12月の長期金利の変動幅拡大から時間を置かずに再びイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用を見直すと「かえって先行きの政策運営に関する不透明感を高める可能性が ある」との指摘が出ていたことが明らかになった。
チェコやドイツなど欧州連合(EU)加盟8カ国の運輸相は13日、欧州委員会が提案した次期排ガス規制「ユーロ7」の修正要求について協議した。
ユーロ圏財務相会合は13日、財政政策の引き締めを開始すべきとの欧州連合(EU)欧州委員会の勧告を支持した。企業・家計向けの光熱費対策を段階的に廃止する。
イングランド銀行(英中央銀行)は13日、気候変動による悪影響に備えるために、銀行や保険会社に対して長期的な資本バッファーの確保を求める必要性について依然明確でないため追加調査を行うと明らかにした。
[12日 ロイター] - バイデン米政権は13日、アラスカでの大規模な石油掘削プロジェクト「ウィロー」を承認する。関係筋が明らかにした。
サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが12日発表した2022年純利益は1611億ドルと、前年から46%増えて過去最高水準だった。エネルギー価格高騰や販売量増加、精製マージン拡大などが追い風になった。
[ワシントン 10日 ロイター] - バイデン米大統領は10日、訪米中の欧州委員会のフォンデアライエン委員長とホワイトハウスで会談し、電気自動車(EV)向け重要鉱物を巡る協議を開始することで合意した。
[香港 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国は2023年にGDP(国内総生産)を「5%前後」成長させることを目標としている。これは昨年実績の3%がここ数十年で最も低いパフォーマンスであったことを考えると、低く見えるかもしれない。しかし、5日に出てきた演説や政策文書を総合的にみると、深刻な問題が垣間見える。