豪貿易黒字、12月は6カ月ぶり高水準 関係悪化でも対中輸出好調
豪連邦統計局が4日発表した2020年12月の貿易収支は、68億豪ドル(51億9000万米ドル)の黒字と、黒字額は11月の50億豪ドルから拡大し、6カ月ぶりの高水準となった。中国との関係悪化にもかかわらず鉄鉱石の対中輸出が拡大し、石炭輸出も中国以外の需要増で好調だった。
豪連邦統計局が4日発表した2020年12月の貿易収支は、68億豪ドル(51億9000万米ドル)の黒字と、黒字額は11月の50億豪ドルから拡大し、6カ月ぶりの高水準となった。中国との関係悪化にもかかわらず鉄鉱石の対中輸出が拡大し、石炭輸出も中国以外の需要増で好調だった。
米国際貿易委員会(ITC)は2日、中国から輸入する大型の垂直シャフトエンジンが不当に安い価格で売られており、米産業が損害を受けていると認定した。これを受け、商務省は反ダンピング(不当廉売)および補助金相殺関税を発動する。
米ホワイトハウスは1日、バイデン大統領がトランプ前大統領の決定を覆し、アラブ首長国連邦(UAE)から輸入するアルミニウム製品への関税を維持すると発表した。
英国は1日、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を正式に申請した。日本を含む11カ国で構成するTPPに参加することで、欧州連合(EU)離脱後の貿易、および国の影響力の新たな道筋を模索する。
英政府は、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を2月1日に正式に申請すると発表した。トラス国際貿易相はラジオ・タイムズに対して、今春に交渉が始まるとの見通しを示した。
米国のデビッド・ビスビー在ジュネーブ代理公使は29日、米国が世界貿易機関(WTO)改革について、全加盟国と「前向きで建設的かつ積極的な関与」にコミットするとし、次期事務局長の選出についても検討していると述べた。
在米欧州連合(EU)代表部のスタブロス・ランブリニディス大使は27日、米国のバイデン新政権に対し、EUから輸入するアルミニウムと鉄鋼に対し導入された関税を直ちに撤回するよう呼び掛けた。
中国とニュージーランドは26日、既存の自由貿易協定(FTA)を強化する協定に署名した。中国はニュージーランド産の農産物などに市場を一段と開放する。
世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は21日、米国のオバマ政権が韓国の鉄鋼製品などに課した関税について、米国側に修正を求めた。
インド政府は、スマホや電子部品、家電など50品目以上の輸入品を対象に、関税を5─10%引き上げることを検討している。3人の政府関係者が18日、ロイターに述べた。