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2019年の展望

コラム:FRB、今なお苦しむ危機対応モード政策の後遺症

コラム:FRB、今なお苦しむ危機対応モード政策の後遺症

[ニューヨーク 18日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、他の人々とともにFRBの「新常態」を発見しつつある。今回の政策金利引き下げは、主としてFRBがどうにかできる範囲外のリスクに対処するための手っ取り早い方法だった。だが米短期金融市場に生じた新たな緊張は、ある面ではFRB自身が作り出したと言える。

コラム:サウジアラムコIPO計画、石油施設攻撃で暗礁も

コラム:サウジアラムコIPO計画、石油施設攻撃で暗礁も

[ロンドン 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは新規株式公開(IPO)に向けて、新会長を指名したり主幹事を選定するなど着々と準備を進めていた。しかしイエメンの親イラン武装組織フーシ派によるドローン(無人機)攻撃で石油施設2カ所が破壊され、再び軌道に乗りつつあったIPO計画も爆破同然になった。

アングル:貿易摩擦で苦しむ中国企業、公的信用機関が下支え

アングル:貿易摩擦で苦しむ中国企業、公的信用機関が下支え

米中貿易摩擦の激化に伴い、中国の公的輸出信用機関である輸出信用保険公社(シノシュア)が輸出企業支援に乗り出している。具体的には、安い料金の保険を提供したり、輸入関税を負担するのを嫌う、あるいは支払いができない米業者への督促を行っているのだ。

アングル:動画配信参入の米アップル、トップの座維持は困難か

アングル:動画配信参入の米アップル、トップの座維持は困難か

米アップルは10日、新型「iPhone(アイフォーン)11」シリーズの発表に合わせて、11月に開始する動画配信サービス「アップルTV+(プラス)」で同社製品を購入したユーザーの視聴を1年間無料にする方針を明らかにした。こうした経営戦略によってアップルは動画配信のユーザー数が最大手ネットフリックスを凌駕しそうだが、トップの座を維持するのは難しそうだ。

アングル:日銀、超長期金利の低下警戒 マイナス阻止へ工夫も

アングル:日銀、超長期金利の低下警戒 マイナス転落阻止へ工夫も

日銀は超長期ゾーンの金利が過度に低下することに神経を尖らせている。長いゾーンの金利が下がりすぎると、年金基金などの運用難を通じて、消費者マインドに悪影響を及ぼしかねないためだ。日銀が追加緩和に踏み切る場合はマイナス金利の深掘りが有力な選択肢となっているが、その際は長いゾーンの金利が下がり過ぎないよう国債買い入れオペなどを工夫する見通しだ。

コラム:製造・非製造の世界的な乖離、消費増税にリスク=嶋津洋樹氏

コラム:製造・非製造の世界的な乖離、消費増税にリスク=嶋津洋樹氏

[東京 9日] - 主要先進国を中心に、低調な製造業と堅調な非製造業/サービス業という乖離が続いている。たとえば、先進国の製造業PMIは8月に48.7と、拡大と縮小の分かれ目とされる50を4カ月連続で下回ったが、サービス業は51.5と拡大を維持。とくにドイツは両者の乖離が大きく、製造業は主要先進7カ国(G7)で最も低い43.5にとどまったが、サービス業は筆者が常時モニターしている13カ国で最も高い54.8だった。